奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

名寄本線、632D物語(名寄まで)

2010-04-16 04:21:55 | 渚滑線・名寄本線




渚滑発    17:46
興部着    18:20
   発    18:24
上興部発  19:06
名寄着    19:59


興部始発  18:30(829D興浜南線接続)
雄武着    19:00



渚滑駅構内の本線に残った1両の列車。
遠軽出発時点では4両編成でしたが、とうとうここで本線筋なのに1両編成になってしまいました。
匈奴の末裔、という風情です。

この先も駅ごとに高校生を降ろしながらオホーツク海沿いを進みます。

旭丘仮乗降場で興部高校の生徒を乗せ次の興部で興浜南線の雄武行に接続、
雄武町へ帰る通学客をそちらに乗せます。

ここで乗り換えるのではなく遠軽からの車両を分割だったら完璧だったのに、少し残念です。

ここからオホーツク海と別れ内陸に向かい、
網走管内最後の駅である上興部で遠軽以来の使命だった通学輸送を終えます。

遠軽からの通学客を降ろしながら紋別へ、
そこからまた新たな通学客を乗せ興部町、雄武町、西興部村へと走る。

ローカル線の主な乗客のひとつは通学客ですが、
この列車は需要にあわせ編成を柔軟に組みその役割を見事に果たしていたのです。

この先、分水嶺の天北峠を越えればあとは終点名寄を目指すだけ。
名寄本線632D、4時間21分のローカル線の旅でした。
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