近所のスーパーでサンマを売っていました。
サンマはここ最近ずっと不漁で、形のいいものはなかなかのお値段がします。
そのサンマの産地が『北太平洋』となっていました。
その『北太平洋』でサンマ漁船が転覆するという事故がありました。
1人が死亡し7人が行方不明というこの事故、何ともいえませんね…。
事故現場は報道では“根室市納沙布岬沖”ということでしたが実際は640㎞ほど先とのこと、
これはもうどこぞの沖合という距離ではなく、“遠洋”だ。
近海ではサンマが獲れず、やむなくそんな先まで行って漁をしている。
ところで640㎞は新千歳空港からだと仙台までの飛行距離(664㎞)に相当します。
本州方面へ640㎞ならまだわかりますが太平洋沖に向かってこの距離は…。
たった29トンの漁船が行くようなところではありません。
そんな遠くまで、燃料費や人件費をかけて行って採算はとれるのか?
その結果が今年のサンマの店頭価格に反映されているのですね。
“獲れないし採算に乗らないので休漁!”ということにはならないのか。
消費者はそういう実態は知りません。
知っていれば“今年のサンマは我慢する”ということになるかもしれません。
実際に休漁となっても、サンマ漁船としては他に漁獲する魚はないのかもしれませんが。
「板子一枚下は地獄」という船乗りの世界ですが、
この事故ではいろいろ考えさせられることが多いですね。
サンマはここ最近ずっと不漁で、形のいいものはなかなかのお値段がします。
そのサンマの産地が『北太平洋』となっていました。
その『北太平洋』でサンマ漁船が転覆するという事故がありました。
1人が死亡し7人が行方不明というこの事故、何ともいえませんね…。
事故現場は報道では“根室市納沙布岬沖”ということでしたが実際は640㎞ほど先とのこと、
これはもうどこぞの沖合という距離ではなく、“遠洋”だ。
近海ではサンマが獲れず、やむなくそんな先まで行って漁をしている。
ところで640㎞は新千歳空港からだと仙台までの飛行距離(664㎞)に相当します。
本州方面へ640㎞ならまだわかりますが太平洋沖に向かってこの距離は…。
たった29トンの漁船が行くようなところではありません。
そんな遠くまで、燃料費や人件費をかけて行って採算はとれるのか?
その結果が今年のサンマの店頭価格に反映されているのですね。
“獲れないし採算に乗らないので休漁!”ということにはならないのか。
消費者はそういう実態は知りません。
知っていれば“今年のサンマは我慢する”ということになるかもしれません。
実際に休漁となっても、サンマ漁船としては他に漁獲する魚はないのかもしれませんが。
「板子一枚下は地獄」という船乗りの世界ですが、
この事故ではいろいろ考えさせられることが多いですね。