電力10社、4月に料金値上げ

電力10社は北海道の北海道電力から沖縄の沖縄電力までの大手10社のことです。
この中で原発がないのは沖縄電力だけで、あとの9社は原発を持っています。

その大手10社が4月から値上げする見込みです。
発電の燃料になる原油やＬＮＧの価格が上昇したのを反映させます。

円高になれば少しは調達コストが下がるのにな。

ところで沖電を除く各社は原発再稼働に向け膨大なコストをかけ安全対策をしています。
その費用は全体で数兆円になり、更にこれよりも多額の費用がかかりそうです。

また廃炉後にもさらに膨大なコストがかかるのも明白。

これ、やめてしまって費用を再生可能エネルギーの開発に振り向け、
結果として電気料金の値下げができないものか。

また電力会社が「原発止めます」といえば社会的ステイタスもあがり、
社債の金利も下げられるなどでの資金調達コストも下がるぞ。

一部の機関投資家は石炭や原発に割合が多い電力会社から資金を引き揚げていますし、
世界の流れは化石燃料や原発の運用はリスクであるという時代です。

電力会社の経営判断として原発廃止は検討に値する、
そう思うのは私だけではないはずですが。

※そうはいうものの、政府が許さないだろうな