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奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

留萌市のマンホールカード(第13弾)

2021-11-19 05:53:31 | マンホールカード他

 

 

 

 

留萌市の塩数の子は国内シェアの50%を誇る特産品です。
ニシン漁が盛んなころは大変な賑わいだったと思います。

まぁ、その原料は今はカナダやアラスカ産なのですが。

ということで、マンホールカードのモチーフはまずは数の子です。
マスコットキャラクターの名は「KAZUMO(かずも)」と言うそうで。

それから「日本の夕陽百選」に選ばれた黄金岬から見た夕陽、そしてカモメ。

“地平線を航行する船舶”も描かれているのですが、
地平線を航行するなら留萌に寄港しないのではと思ってしまった。

でもこれは船舶の行き先を照らす灯台をクローズアップしているのですね。
黄金岬からの灯台が、付近を航行する船舶の安全を守っているわけだ。

黄金岬からの夕陽、私はまだ観たことがありません。
その景観はいつか、観てみたいです。

ところで2017年12月26日に発達した低気圧によって海底に沈んだ留萌港西防波堤南灯台。
10月14日に再点灯しました。

留萌の海、世界三大波濤の一つだそうで。

私も留萌で吹雪に遭い死にそうになったことがあります。
厳しい海だなぁ…。

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浦河町のマンホールカード(第10弾)

2021-02-23 04:40:40 | マンホールカード他

 

 

 

 

浦河町と言えば“競走馬”です。
浦河町だけではなく、日高路はほとんどが“競走馬”。

しからば当然、浦河町のマンホールカードのモチーフは『馬』です。

浦河での馬の生産の始まりは江戸時代に遡るのだとか。
1907年には日高種馬牧場が開設されこれが今の競走馬生産の基礎になったとか。

西幌別には郷土博物館と馬事資料館があり、町の歴史と競走馬のことが解説されています。
この両館、特に馬事資料館ではかなり詳しく競走馬のことが分かる展示になっています。

競馬好きな方は是非訪問ください。
かつての名馬の活躍に心がときめくはずです。

がもちろん、浦河町の歴史は競走馬だけではありません。
『赤心社』という開拓団も大きな役割を果たしており、当時の事務所も残っています。

でも仕方ないよね。
日高は、“競走馬”なのですから。

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帯広市のマンホールカード(第11弾)

2021-01-28 07:41:36 | マンホールカード他

 

 

 

 

帯広はマンホールカードのモチーフになりそうなものがいろいろあります。

その中で選ばれたのがばんえい競馬で、これはなるほど納得のチョイス。
そして市の花、木、鳥のそれぞれクロユリ、しらかば、ひばりです。

公営のばんえい競馬は世界で唯一無二、帯広だけで行われています。
私もたまに現地で観ますが、なかなか面白い。

あとは市の花、木、鳥ですが、これはありきたり。
かといって六花亭やインデアン(カレー)や豚丼をモチーフにするわけにもいくまい。

また依田勉三などを持ち出しても、わからなくなるしな。

帯広、楽しいところなのですが。
あぁ、行きたいなぁ。

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東神楽町のマンホールカード(第11弾)

2020-11-01 06:25:43 | マンホールカード他

 

 

 

 

東神楽町は「花のまち」、全国コンクールで受賞したり国際コンクールに参加したりしています。
1992年、開基80周年のときに「つつじ」が町の花に制定されました。

また北海道の郡部には珍しく、平成になってから人口が増えています。
平成2年に人口は約5,700人でしたが今年9月には約10,100人になっています。

旭川空港に近いということで、お隣の東川町と共に道外からの移住者も増えています。

さてマンホールカードは「ツツジ」がモチーフになっています。
色がないのがちょっと残念ですね。

ところでこのカードの配布場所は町役場でしたがそのお隣に国保診療所があります。
カードをいただいたときに係の方が同じものが診療所の前にあると仰る。

お隣にあるのならば実物を見学せねばなるまい、
私は診療所前の駐車場でマンホールを探しましたが見つかりません。

もしやと思い路上に出てみるとありました、道道37号線の道の真ん中に。

車通りもそここそあり、路上で撮影するのはちょっと危険だったのですが、
目の前が診療所なので車にはねられても大丈夫だろう。

 

 

 

 

決死の覚悟(ウソ)で撮影したマンホールの実物をアップしておきました。
マンホールカーの元になった本物のマンホールを見たのは初めてだったよ。

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当別町のマンホールカード(第10弾)

2020-10-30 05:20:11 | マンホールカード他

 

 

 

 

北海道は仙台藩ゆかりの土地があちこちにあります。

札幌では白石や手稲、胆振地方では登別(片倉という地名がある)や伊達市、
栗山町(町内にある角田の地名の由来)などがあります。

当別町もそうで、仙台藩岩出山の領主だった伊達邦直とその家臣が開拓をしました。
そのことにさらっと触れているブログはコチラ。
     → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/2d41b47ffdc50ba566ff99df7b8a0ffb

仙台藩の中でも岩出山は特別な地位があったのであろうことは、
仙台に住んでいたことのある私には想像できる。

その当主が拓いた街、当別町はそのことを誇りに思っているに違いない。
ということでこのカードのモチーフは伊達邦直の甲冑姿です。

北海道のマンホールカードはこうあるべきだと思うのです。

当別町は札幌市の衛星都市、当別町と縁もゆかりもない方々が多く住んでいらっしゃる。
その中で、自治体としてのアイデンティティをどう保つのか。

コミュニティと言い換えてもいいのですが、
住民に何も共通点がない方々が住む自治体の原点、それを確認するのがこれだ。

私たちの街は仙台藩伊達家が開拓したんですよ。
それを今に伝えるいいカードだと思います。

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名寄市のマンホールカード(第12弾)

2020-10-25 04:31:12 | マンホールカード他

 

 

 

 

現在の名寄市は名寄市と風連町が合併した自治体です。
マンホールカードは旧風連町と旧名寄市、それぞれで発行しています。

旧風連町のマンホールカードは昨年末にゲットしています。
ということで今回は旧名寄市のマンホールカードです。

モチーフは旧名寄市の花「オオバナノエンレイソウ」、市の木「カエデ」、
市の鳥「アカゲラ」となっていて、非常にシンプル。

わかりやすいと言えばわかりやすいが、工夫がないな。
マンホールのデザインは一つだけではなかろうに…。

「キマロキ」だったらよかったのになぁ。
それこそ、ここにしかないものなのに。

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『北海道先人カード』 … 廣井勇

2020-08-24 05:23:48 | マンホールカード他

 

 

 

 

昨日の“炭鉄港カード”もそうですが、○○カードの類が多すぎる。
一体どれほど種類があるかわかりませんが、ちょっとやり過ぎの感はある。

その全てを集めるつもりは毛頭ありませんが、たまたま行った先でそれがあるなら頂きます。

で、この『先人カード』は全道各地で100種類も発行されているという。
よくそんなにカードを作ろうとしたものだと思います。

さて画像のカード、配布先は“炭鉄港カード”と同じ「おたるみなとの資料館」。
同じ場所で同じ人物に焦点を当てたカードを出すとは、廣井勇がいかに偉大かが分かります。

彼の業績については昨日も書いたので繰り返しませんが、
とにかく小樽港の北防波堤の完成が小樽発展のきっかけのひとつになったのは間違いありません。

またその技術が全国の港湾建築にも大きな影響を与えました。
詳しい業績などは「北海道開発局小樽開発建設部小樽港湾事務所みなとの資料コーナー」でどうぞ。

お役所関係の部署の正式名称は覚えるのも大変だ。

ところで『先人カード』配布終了になっているところもあります。
収集するときはHPを確認してから行ってくださいね。
    → http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sum/senjin/index.htm

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『炭鉄港カード』 … 廣井勇

2020-08-23 05:21:57 | マンホールカード他

 

 

 

 

「日本遺産 ~北の産業革命「炭鉄港」~」については以下をご覧ください。
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/e189676442b801772f4fa34e724cf6ad

関係12市町が23種類のカードを作ったのですが、その中の1枚がこれ。

廣井勇は今の高知県佐川町出身、北海道農学校の2期生で土木工学者、
東京帝国大学教授(現・東大)の教授を務め「近代土木・港湾工学の父」と呼ばれています。

小樽では小樽築港事務所所長として小樽港北防波堤の整備に力を尽くしました。
その際、コンクリートの長期耐久試験などを行い、実用性を確認しています。

1908年に完成した防波堤は100年以上経った今でも「第一線防波堤」として現役で活躍しています。

石炭の積み出し港としての小樽があったからこその空知の産炭地の繁栄、
その港の基礎を作ったのが廣井勇でした。

もし彼が作った北防波堤が機能せずに決壊などしたら、
『北のウォール街』と言われた小樽の繁栄はなかったかもしれません。

そんな重要人物が、カードになるのは“炭鉄港”としては当然のことだったのでしょう。

配付場所は小樽港湾事務所みなと資料コーナーと小樽堺町通り商店街観光案内所。

私としては“みなと資料コーナー”で手にし、併せて「おたるみなとの資料館」を見学してほしい。
そうすれば、廣井勇の本当の偉大さが分かります。

実は明日のブログも、廣井勇だ…。

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『炭鉄港カード』 … 小樽港北防波堤

2020-07-17 05:33:01 | マンホールカード他

 

 

 


このカードの配布場所は昨日も書きましたが運河プラザ(観光物産プラザ)です。

小樽港北防波堤は1908年、小樽築港事務所所長の廣井勇により、
わが国初の本格的港湾整備として建築されました。

この辺りの経緯は築港地区にある「おたるみなとの資料館」での解説が詳しい。
そこで配布されている『炭鉄港カード』は廣井勇となっています。

廣井勇、札幌農学校卒で東京帝大(現・東大)教授などを歴任、
“港湾工学の父”と呼ばれるほどの逸材でした。

ところで私は「おたるみなとの資料館」を見学したことがあります。
そのときのブログはこちら。
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/2df956133360bd5d82dfc5d1d7c5a0f5

この防波堤、建築されてから100年以上経った今でも「第一線防波堤」として現役で活躍、
廣井勇がいかに当時様々な研究や実験をし堅牢な防波堤を築いたかがわかります。

その“北防波堤”のカードを運河プラザで、“廣井勇”のカードをみなとの資料館で配布、
私はその関連性がわかっていますが一般の方はわからないだろうなぁ。

こういうカードのセレクションが一般方の興味をそいでいる。
専門家と普通の方が考える“すごいこと”の乖離が見えますね。

もっとわかりやすいカードが良かったのにね。

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『炭鉄港カード』 … 旧手宮鉄道施設

2020-07-16 05:18:21 | マンホールカード他

 

 

 

 

昨日の続きです。

“炭鉄港推進協議会”という組織があります。
そこが中心になり「炭鉄港」に指定された12市町が23種類のカードを作りました。

それが『炭鉄港カード』で、配布枚数は各3,000枚、配布期間は来年3月31日までです。
詳しくは空知総合振興局のHPをご覧ください。
    → http://www.sorachi.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/tantetsukouka-do.htm

さて小樽では3種類のカードを用意しています。

観光物産プラザ(運河プラザ)では「小樽港北防波堤」、総合博物館本館は「旧手宮鉄道施設」、
小樽港湾事務所みなとの資料コーナーでは「廣井勇」の各カードです。

その中から今日は「旧手宮鉄道施設」をご紹介します。

このカードは本来なら総合博物館本館で配布しているものですが、
新型コロナウイルスの影響で閉館になっていたので運河プラザで配布していました。

それはそれでラッキーだ。
ちなみに総合博物館本館は13日から再開しています。

図柄は国の重文になっている手宮機関車庫三号、北海道初の鉄道の起点です。
現物は総合博物館本館で観ることができます。

機関庫三号は1885年竣工で現存する最古の機関庫です。
今も蒸気機関車(アイアンホース号)が運行していますしね。

私も何回も行っている旧手宮駅、ここには北海道鉄道黎明期の遺産がたくさんあります。

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