先月、旭川の高砂温泉に泊まってきました。
場所は高砂台、創業は1965年で今年で57年目になります。
まずは大浴場のお話し。
昭和40年生まれですよ、そんなに古いと普通は中をリニューアルするものであろう。
パブリックスペースなどはリニューアルしています。
が、浴場は基本的に昭和のまま今も受け継がれていると見受けられる。
その昭和の大浴場、怪しさ満点ですごく楽しい。
それぞれの浴槽に案内されている、云われなどが本当に嘘くさい。
今どき、これと同じものを作ると訴えられるだろうという代物だ。
これはHPやいろいろな訪問記を見るだけではわかるまい、実際に現地に行って体験するべし。
昔からここを知る人も、何も知らないで初めて訪れる人も満足するに間違いない。
か、あまりのふざけっぷりに怒りに震えるかどちらかです。
古すぎては今となっては3周遅れの時代ものですが、かえってそれが新しい。
いい“ブツ”を発見したという気分です。
しかし、体が温まるいい湯だなぁ。
大雪山の伏流水を使っているのでしょうが、札幌市内の温泉よりよっぽどいい。
これはクセになるなぁ…。
そうそう、泊まったのでした。
客室はいたって普通の和室です。
高砂温泉、ダテに歴史を重ねているわけじゃないな。
立派です。