世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

仏教・儒教・神道に纏わる基本用語を理解する!(4)

2010年12月14日 | Weblog

●覇道=儒教で武力・権謀を用いて国を治めること(覇者の政道)

 

●神道=以下に記す

・超宗派→宗派がない

・宗派の違いがなく魂を認めるのは「神道」だけである

・宗派に関係なく日本人の霊魂を祀れるのは「神道」のみである

・慰霊の場は宗派に関係なく祀れるのは「神道」である。だから『靖国神社』である。つまり『招魂』(死者の魂を招きかえすこと)=人が死ぬと生き返らせようとして死者の衣を持って屋根に登って北に向かい3度、その名を呼んだ(魂よばい)・・・転じて「死者の魂を招いて祀ること」をした

 

※宗派に関係なく思想信条を超えて常識的に記す

 

●神儒一致=武士道が独自の色彩を放つ(城には必ず神社がある)・・・“わが身を修め、家をととのへ、国を治める もって 天下を平和なものとする”(『修身済家治国平天下』)

 

●元和偃武(げんなえんぶ)=元和1(1615)年、大阪の陣が終わり豊臣氏の滅亡後、平和な時代になったこと その時の年号をとって元和偃武とした 偃武とは、武器を伏せて用いないこと しかし元和以降幕末までまったく紛争がなかったわけではなく、寛永14(37)年の 島原の乱 や、慶安4(51)年の 由井正雪の乱 慶安事件 などいろいろな政情不安はあったが、幕藩体制そのものをゆるがすような大規模な反乱はみられなかった その点元和偃武は歴史的意義をもつといえる

 

●士大夫(したいふ)=中国の階級の一つ 周代諸候に仕える卿、大夫、士の3階級のうち貴族である大夫と、支配階級として最下位の士との併称、官職についている者をさす場合、軍士、将校をさす場合などがあり、周の滅んだあとも引き続いてこの名が用いられ、六朝では、上流階級を、宋以後は読書人、知識階級をこう呼んだ

 

※武士道の変遷・・・・源平合戦の兵(つわもの)の道 戦国時代の下剋上的覇道的武士道(儒教的考え方が入る)→・江戸時代の完成した武士道(国に対して自分が、何が、出来るか)

 

※ケネディ大統領の「名言」を想起させる