世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

仏教・儒教・神道に纏わる基本用語を理解する!(1)

2010年12月11日 | Weblog

○悟り=まよいが解けて真理を会得すること

 

○悟りを開く=まよいを脱して真理に至る

 

○禅=禅宗(ぜんじょう)=心を安定・統一させることによって宗教的叡智に達しようとする修業法

 

○座禅=禅の修行法の一つ。身を正し、端坐して妄念をやめ、無念無想の境地で、自分の心とそれと異なる仏心を見ようとする。インドでは古くから修行者の行った方法で、仏教で採用されたのは、釈迦が成道後7日間ずつ3度端座思惟したのに始まる。中国では達磨(だるま)以後、重視され、見性(けんしょう)を重視する曹洞禅(そうとうぜん)、・公案(禅宗で参禅者に対して言葉で与える課題<先人の言行などを内容とする難問を与え>、それを思考させることを通じて、とらわれの心から脱却させ悟りの世界に入らせることを目的とする)を重んじる臨済宗(りんざいしゅう)で発達した。日本では道元が「普勧坐禅儀」(ふかんざぜんぎ)、白隠の「坐禅和讃」(ざぜんわさん)を著わし唱導した。座禅の足の組み方には<結跏趺坐(けっかふざ)>と<半跏趺坐>がある

 

○拈華微笑(ねんげみしょう)=以下の意味

・霊鷲山(りょうじゅせん)で説法した釈尊が、華を拈(つま)んで大衆に示した時、摩訶迦葉(まかかしょう)だけがその意を悟って微笑し、それによって、正しい法は迦葉に伝えられたという

・ある人の言おうとしている意味を言葉をもちいることなく心から心へと伝わって理解させること

 

○教外別伝(きょうげべつでん)=仏陀の教えは、言葉によって伝達される場合もあるが、仏教の真の精髄は言葉によって表現しうるものではないので、心から心へと直接伝達されるとする考え方。すなわち、禅宗は他の宗派と異なって、仏陀お言葉では表せない真の精神を受けているものだとする。不立文字(ふりゅうもんじ)