世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

与野党御仁の小沢批判の面々の皮相的意見に反論する!

2010年09月06日 | Weblog

自民党の石破茂政調会長の小沢批判は陳腐で的外れの最たるものである。曰く「沖縄の基地問題も“腹案でもあるのか”と問われれば「三人寄れば文殊の知恵」というわけのわからない話をする、剛腕ではなく傲慢だ、と断じた。・・・独断専行の独りよがりで政治が進捗するのか、“三人寄れば文殊の知恵”は民主主義の根幹でありテーゼである。知恵を出し合って難問を解決する、それが懸案解決の常道であるはずだ。石破こそ頭を冷やして出直して来い、と言っておく。岡田外相の小沢氏批判・・・沖縄の米軍海兵隊の実戦部隊は不要としたことについて“実戦部隊は引き続き沖縄に残るのが日米の合意だ”、必要ないなら抑止力の関係でどう説明するのか。・・・小沢氏曰く。最先端技術でもって抑止力が確立している現段階において果たして人的プレゼンス(軍隊の存在、駐留)は必須の条件なのか、と。現状を俯瞰すると、世界各国では米駐留軍を引き上げているのが実情である。何故か?米軍・海兵隊駐留の必然性が減少しているからである。日米同盟の対等な話し合いを基盤に、普天間基地移設問題を世界的規模で捉え、米軍の役割、日本の役割を明確にして相応の分担を果たすのが問題解決の方途になる。そういう観点からすると沖縄に米軍の海兵隊が駐留する必然性は希薄になる。その事を小沢氏は主張しているのである。北沢防衛省は小沢氏の普天間発言を批判し既に日米合意がある中、(合意を見直す事には)疑念を持たれる可能性がある、と批判している。この批判に対し小沢氏は沖縄県民の意思を無視し頭越しの日米合意では進捗しない、沖縄県民の声を聴いてからの日米合意なら納得がいく、との発言である。至極当然の文言でありスタンスである。―― 野党の批判もあるが割愛する ―― 。付け加えると「みんなの党」の渡辺喜美氏はアジェンダで一致するなら提携も有り得る、と公言している。ダークホース的存在の誇示で目立ちがり屋の言い分である。