相変わらず“政治とカネ”に集中し、辞任しても説明責任を果たしていな
い、証人喚問すべき、と吠えるばかりで情けない。「政治とカネ」、「外交と安全
保障」、「経済政策」と大雑把に質疑応答されたが陳腐な論戦?に終わった。
消費税増税も議論されたが平行線を辿った。普天間問題、国家公務員の削減
問題と、稀に見る論戦が展開されたが平行線に終わった。もう、ウンザリであ
る。政治の使命(根幹)は国民生活の向上にある。国民の生命・安全・財産を
守り保障して幸福な生活が営める様にする事が究極の目的である。その為に
与野党が政策論争を通して国民の審判を仰ぐ。その経過の中で手段として「政
治とカネ」の問題が有る。
●直近の世論調査では・・・
1.「景気と雇用」(58%)を筆頭に以下の通りとなっている。
2.「年金や社会保障」(51%)
3.「消費税など税制改革」(34%)
4.「政治とカネ」(31%)
5.「外交や安全保障」・「少子化や子育て」(25%)の順となっている。
・景気と雇用・年金・社会保障、・消費税等の税制改革・外交と安全保障・少子
化等々が、喫緊の政治課題である。勿論、「政治とカネ」の問題も避けては通
れない課題であるが、野党は、あまりにも、それに特化し過ぎた感がある。問
題の本質(喫緊に解決しなければならない上記の政治課題)を見失いがちであ
る。口を開けば、従来から「政治とカネ」の問題を捲し立てた。曰く、証人喚問
云々と・・・。小鳩が責任を取って辞任しても“説明責任を果たしていない”の一
点張りで、時間の大半を費やした。その様な態様にウンザリしているのであ
る。何も「政治とカネ」の問題が重要ではない、と言っているのではない。喫緊
に取り組むべき 政治課題 を優先すべきである、と言っているのである。野党
の不甲斐なさを痛感する。例え、が陳腐で、鶴とか亀とか菅?とかのお笑い芸
人並みの質問に又、ウンザリ、もう、どうにも止まらない。事業仕分けにも咬み
ついた。“はやぶさ”を例に一番でないといけない、二番、三番では世界に追い
付けない、と吠えた。事業仕分けの本質を履き違えている。論戦にもならない。
この様な有様だから支持率が下降し低迷しているのである。自民も公明もみん
なの党(7%)も軒並み支持率が下降か低迷している。国民にソッポを向かれ
ている証左である。