●選挙:09衆院選 情勢調査 小選挙区・沖縄
―― ◇1区(4)=那覇市など ――
□下地幹郎 48 (3)[国]前=[民]・・・有力
□外間久子 71 共新 □平良成輝 40 諸新
□国場幸之助 36 [自]新=[公]
―― ◇2区(3)=宜野湾、浦添市など ――
□富川昇 65 諸新
□安次富修 53 (1)[自][山]前=[公]
□照屋寛徳 64 (2)[社]前・・・有力
―― ◇3区(5)=名護、沖縄市など ――
□金城竜郎 45 諸新
□玉城デニー 49 [民]新=[国]・・・有力
□嘉数知賢 68 (4)[自][町]前=[公] □新川秀清 72[社]新
□小渡亨 57 無新
―― ◇4区(3)=石垣、糸満市な ど――
□瑞慶覧長敏 50 [民] 新=[国]・・・有力
□西銘恒三郎 55 (2)[自][津]前=[公]
□富川満也 34 諸新
※付記:・・・
▲1区・・・民主の推薦を得た下地氏を国場氏が追う。下地氏は社民支持層の
8割強、民主支持層の6割強に浸透。自民時代の強固な後援会組織がフル回
転し、保守層にも食い込む。96年以来の自民公認候補、国場氏は自民支持
層の8割、公明支持層の7割を固めた。無党派層への支持拡大が鍵。外間氏
は支持拡大を目指す。
▲2区・・・米軍基地が多い2区は厚い革新層から支持を得る照屋氏が安定し
た戦い。社民支持層の9割を固め、民主、共産支持層の6割から支持を得る
ほか、保守層にも食い込む。安次富氏は自民支持層の7割、公明支持層の8
割に浸透。組織の引き締めを図る。
▲3区・・・玉城氏、嘉数氏に先行。与野党とも分裂選挙となった3区は、民主
支持層の7割を固め、無党派層にも支持を広げる玉城氏が優位な戦い。嘉数
氏は自民、公明の支持層をまだ固め切れていない。新川氏は沖縄市など本島
中部の革新層に浸透。小渡氏は北部の保守地盤での支持拡大が課題。
▲4区・・・事実上、自民対民主の一騎打ちとなった4区は、瑞慶覧氏が一歩リ
ード。民主支持層の7割強を固め、社民、共産支持層にも浸透。西銘氏は自
民、公明支持層のほぼ9割を固めた。無党派層への浸透を図る。