世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

官僚主導と政治主導との鬩ぎ合いでの問題点!

2009年08月14日 | Weblog

官僚の理論武装・・・「政治家が官僚の人事・更迭等に介入する事は出来

ない、つまり 大臣が公務員の任用に政治的影響を及ぼす事は出来ない」とい

う理論武装である。議院内閣制の先進国、英国の公務員制度改革を調べあげ

た内部資料によって弾き出された理論である。ある官僚のOBは次の様に疑問

を呈している。「政治家は大方針を示し、官僚を信頼して任せてほしい。官僚の

役割まで果たそうとすれば、議員活動も行政も中途半端になりかねない」

と。・・・しかし、長期自民党・与党は“官僚任せで信頼?したからこそ、不正、瑕

疵、慣れ(馴れ)合い、反故が生じて疲弊した惰性的な政治が行われてきたの

ではないのか。この官僚トップは1995年から03年まで官房副長官だった古

川貞二郎氏である。もう一人の閣僚OBも同様な趣旨の提言をしている。やはり

官僚の延長線上の馴れ合いの論理である。民主党に期待する国民の切望は

賞味期限の切れた疲弊しきったこの自公民・与党の現実を見極め大胆な改革

に期待している。<自公民・与党よ!もういいよ、お休みなさい!>と言うのが

国民の本音だ。政権交代こそが崇高な理論より、現実的な政策より、心情的に

飽き飽きして自公民・与党の休息を願っている。本来的な政策云々より心情的

側面が優先して今回の衆院選に臨む。これが大方の国民の偽わらざる心情で

ある。