秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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国民栄誉賞の価値が低下する

2018-03-05 04:20:13 | 日記
 ピョンチャンオリンピックが幕を閉じた。ピョンチャンは韓国東北部に位置し、緯度の割にはかなり寒冷である。出場した選手はコンディション調整には気苦労が多かったと推察される。

 男子フィギュアスケートで金メダルを獲得した羽生結弦選手やスピードスケート女子500メートルで同じく金メダルを獲得した小平奈緒選手に国民栄誉賞を贈ることを検討しているという報道があった。

 羽生選手のオリンピックでの2大会連続の金メダルは十分評価に値するが、国民栄誉賞に該当するかどうかは意見が分かれるところだろう。

 柔道の野村選手は3大会連続の金メダルでも国民栄誉賞を受賞していない。同じく女子レスリングの吉田沙織里選手も同賞を受賞していない。

 スポーツ選手で顕著な実績を残した人には国民栄誉賞を贈るのは結構ではあるが、一定の基準は必要であり、簡単に贈るのは公平ではない。政府はこのあたりをどのように考えるのだろうか。

 政府は総理大臣賞や総理大臣顕彰など別な賞を贈ることで、スポーツ選手をたたえることも可能である。また別な観点から金メダルを受賞した場合、賞金3,000万円を贈呈するというようなことも1つの方法である。

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