秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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北九州-横須賀のフェリーが新規就航

2021-07-01 04:38:25 | 日記
 北九州市の新門司港と横須賀市の横須賀港を結ぶフェリー航路が1日、開設される。長距離の新規航路としては22年ぶりであるという。

 運行期日は毎日ではなく、日曜日を除く週6日である。新門司-横須賀を21時間で結ぶという。トラック輸送では一定の需要が見込まれる。高速道路主体の輸送では、人件費や高速料金などコスト高であり、フェリーへのシフトが期待できる。

 近年、労働力不足が問題になっている。トラック業界でも運転手が不足傾向であり、労働力不足の緩和にもつながる。多少時間がかかってもいい貨物の輸送にはフェリー輸送は最適である。トラックを運転することなく、フェリーに乗船しているだけで、トラックが移動することとなり、運転手の休息確保にもつながる。

 国内の物資の多くはトラック輸送で行われている。戸口から戸口だとトラック輸送が便利ではあるが、長距離輸送では鉄道やフェリーも便利であり、安全性が高い。これらは出発、到着時間を読めるし、定時性に優れている。この間、運転手はトラックの運転をする必要がなく、別のことをする時間に充てられる。時間の活用につながり、トラックを使用していないので、環境負荷軽減にもつながる。

 日本は島国であり、海沿いには多くの主要都市が位置している。フェリー航路を有効活用することで、過度のトラック依存を解消しつつ、環境負荷を軽減させることにもつながる。近年では運転手不足も顕在化しているので、フェリー輸送は適切な対応である。

 フェリー航路を有効活用することで、高速道路の利用回数の削減につながる。サービスエリアの駐車場では深夜割引の開始時刻近くになると、まとまった台数が待機している光景が全国あちこちで見受けられる。これは一般のサービスエリア利用者からすると、駐車場を使いにくくする行為であり、社会問題として浮上している。