こんにちはO出仕です。
今日は中秋の名月です。
今年はきれいな満月だそうですが、次に中秋の名月を満月で迎えることができるのは、なんと
八年も先だそうです。
岡田宮でも、秋の自然の姿をうかがうことができます。
遠くからではよく分かりませんが、近づいてみると、このように葛の花が咲いています。
葛の花は秋の七草のひとつです。
萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花(をみなへし) また藤袴 朝顔の花
という歌が『万葉集』に「山上憶良、秋の野の花を詠んだ歌」として収められています。
山上憶良は筑前守として福岡にも住んでいましたので、この歌も福岡の地で詠まれたものであるかもしれません。
ちなみに尾花とは、ススキのこと、朝顔とは、今のキキョウのことをいいます。
夏の暑いさ中に生まれたバッタも、このように、羽根も生えてすっかり成虫になっています。
またトンボの姿もちらほらと見かけるようになりました。
御神木の銀杏の木も今はこのようにきれいな緑色をしています。
これから秋が深まっていくにつれて少しづつ、葉の色も変化していくでしょう。
しっかり見守っていこうと思います。