8月も残り1週間程度。
しかしまぁ相変わらずの暑さです。
こんにちは。禰宜です。
さて、8月20日、21日と鹿児島市にて毎年恒例の『神道青年九州地区協議会研修会(以下``九州大会``)』が開催されましたので私も参加して参りました。
当日は早朝よりバスで北九州から鹿児島を目指します。
楽しい楽しいバスの旅(笑)
早朝出発といえども、眠る人は少なかったです。
きっとみんなでワイワイ話が弾んだんでしょう。
まぁ私は寝ちゃったんですけどね・・・(笑)
車中にあること約5時間。ようやく鹿児島に到着。
ちょうどこの前々日ぐらいに鹿児島のシンボル桜島が結構な噴火を上げたお陰で・・・街中普段よりも灰だらけでした。なかなか迷惑な火山灰ですが・・・まぁこれも鹿児島らしさ(笑)
気にしない気にしない。
さてさて、九州大会といえば野球です。
既に野球場には九州各県の代表チームが試合中でした。
↑白は福岡第1チーム。オレンジは宮崎チームです。
毎年夏に行われる九州大会だけに、今年も暑い!
しかし、みな青年神職らしく甲子園球児に負けぬはつらつとしたプレイを行っておりました。
我々も負けじと黒いユニフォームに着替え、さぁ福岡第2チームの出陣!
初戦の相手は数年前に決勝で敗れた長崎チームです。
その時の鬱憤を晴らすべく・・・いざ勝負!
結果は投打がかみ合った我々が見事に勝利!
数年前のリベンジを果たせました(笑)
2回戦へと駒を進めた我々の前に立ち塞がったのは・・・
ホスト県の鹿児島チーム。
序盤、鹿児島に連打を浴びて失点を重ねましたが・・・
中盤に今度は福岡第2が得点を重ね同点に追いつきました。
以降は1点を争う展開に。
結局、規定時間内では勝負がつかなかったので、勝敗はジャンケン戦に(笑)
結果は・・・
敗戦(笑)
む、無念・・・。
しかし久しぶりに良い汗をかきました。
こうやってみんなで楽しめるのは本当に素晴らしいことだと思います。
ちなみに優勝は宮崎チームでした。
さてさて。
野球で良い汗をかいたら懇親会です。
余興は日本舞踊。
舞っていただいた踊りの先生は鹿児島の神社出身の方でした。
懇親会では黒豚やカツオ、そして焼酎などの鹿児島の名産に舌鼓を打ちながら、和気藹々とした時間が流れていきました。
きびなごとつけあげ美味しいです。
楽しい懇親会を終え、2日目は研修会。
第1講は「日本を元気にする『古事記』のこころ」と題して、東京の湯島天神の小野先生が、熱くご講演くださりました。
残念ながら現代日本において希薄になりつつある「両親や先祖への崇拝」つまり「お父さんお母さんへの感謝」という単純な事がいかに大切か、そしてこれを時代へ伝えていくことが我々神職にとってどれほど重要であるかということを熱意をもって講じていただきました。
第2講は伊勢神宮の尾崎先生による「第六十二回神宮式年遷宮について」です。
ちょうど先日お白石持ち行事に参加させて頂いたこともあり、こちらも興味深く受講させていただきました。
式年遷宮の歴史、内容、意義などを大変詳しくお話くださりました。
2つの講義を終えると閉講式へ。
次年度の担当県は福岡。
福岡神青会長が鹿児島神青への感謝と、次年度の福岡大会への抱負を力強く語ってくれました。
今年の九州大会もあっという間の2日間でした。
毎年毎年思うのですが、県外の神職と交流するというのは本当に良い刺激になります。
このようにお互いが切磋琢磨し、神社界が盛り上がっていくのは素晴らしいことです。
ぜひ次回の九州大会も参加したいと思いつつ・・・
今日の私は2日遅れの筋肉痛に悩まされるのでした(泣)
禰宜