八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

九州神社巡り⑫

2016年03月09日 16時18分13秒 | 九州神社巡り
こんにちはY権禰宜です!!
前回は大分県の西寒多神社の紹介でしたが今回は佐賀県の千栗八幡宮です!!

ここは肥前国一宮で旧社格は国幣小社です!
御祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后・配神難波皇子・宇治皇子・住吉明神・武内宿禰をお祀りしています!!

神亀元年(724年)に当時の肥前国養父郡司・壬生春成が八幡神の神託を受けて千根(ちこん)の栗が生えている
この地に社を建てて八幡神を祀ったとされます!

また承平年間(931年 - 938年)には宇佐八幡宮の別宮となったとみられ
以後その五所別宮の一として崇敬を受けています!
平安時代後期より肥前国一宮を称してきたが、近世になって
式内社・河上神社(現 與止日女神社)との間で一宮の称が争われています!

3月15日の粥祭は「おかゆさん」ともいい、粥を使ってその年の豊作・凶作を占う粥占である。
2月16日に社前の祓川の水で粥をたき、筑前・筑後・肥前・肥後4箇国を表す4つの鉢に分けて神殿に納めて
3月15日に取り出し、黴の出方を見る。
五色の黴の生えた方角がその年豊作になる地方であるとする。

また平成17年(2005年)の「おかゆさん」では珍しく「地震に注意」との結果が出た5日後に福岡県西方沖地震が発生し話題を集めた。
また神社がらの景色がキレイで散歩がてらに神社に足を運ぶ夫婦もいました!

御朱印はこちらです!!

続きは次回書きます!!

Y権禰宜