人工乳房、代替品を承認 リンパ腫の危険性低く
2019年10月9日 (水)配信共同通信社
がんで切除した乳房の再建に使われる人工乳房に、リンパ腫発症の危険性があるとして販売元のアラガン・ジャパン社が自主回収した問題で、厚生労働省は8日、同社が申請した代わりの人工乳房を承認した。
承認されたのは、表面がつるつるに加工されたゲル充填(じゅうてん)人工乳房と、乳房再建手術時に周辺の皮膚を広げる拡張器。リンパ腫の発症の危険性は低いと評価された。
自主回収された人工乳房は、表面がざらざらしたタイプのもので、使用者の中から乳がんとは関係のないリンパ腫による死者が世界で10人以上確認された。
国内では流通していた唯一の保険対象製品だったため、同社は緊急措置として旧タイプの別製品を受注販売するなどの対応をとっていた。だが患者団体は別の製品の早急な保険適用を求めていた。
厚労省によると、新たに承認された製品は、表面がつるつるしているのは旧タイプと同様だが、充填剤のかたさが異なるという。
2019年10月9日 (水)配信共同通信社
がんで切除した乳房の再建に使われる人工乳房に、リンパ腫発症の危険性があるとして販売元のアラガン・ジャパン社が自主回収した問題で、厚生労働省は8日、同社が申請した代わりの人工乳房を承認した。
承認されたのは、表面がつるつるに加工されたゲル充填(じゅうてん)人工乳房と、乳房再建手術時に周辺の皮膚を広げる拡張器。リンパ腫の発症の危険性は低いと評価された。
自主回収された人工乳房は、表面がざらざらしたタイプのもので、使用者の中から乳がんとは関係のないリンパ腫による死者が世界で10人以上確認された。
国内では流通していた唯一の保険対象製品だったため、同社は緊急措置として旧タイプの別製品を受注販売するなどの対応をとっていた。だが患者団体は別の製品の早急な保険適用を求めていた。
厚労省によると、新たに承認された製品は、表面がつるつるしているのは旧タイプと同様だが、充填剤のかたさが異なるという。
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