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心臓細胞のもと作製成功 再生医療への応用目指す

2018年08月11日 00時21分54秒 | 医療情報
心臓細胞のもと作製成功 再生医療への応用目指す
2018年8月10日 (金)配信共同通信社

 心筋梗塞が起きた部分で増殖する線維芽細胞に、たった1種類の遺伝子を入れて働かせることで、心臓を構成するさまざまな細胞を生み出す「心臓中胚葉細胞」に変身させることに成功したと、筑波大の家田真樹(いえだ・まさき)教授らのチームが9日付の米科学誌に発表した。
 変身させた細胞から、拍動する心筋細胞や血管の細胞を作り出す方法を確立するのが次の目標。遺伝子を薬のように注射し、体内で心臓の機能を再生する治療に結び付けたいとしている。
 チームは、動物の背骨の形成に重要とされる遺伝子「Tbx6」を培養皿に入ったマウスの線維芽細胞に注入すると、心臓中胚葉細胞ができることを発見。人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)でも成功した上、遺伝子が働く時間を調節すると、さらに心筋細胞へ成長させることもできた。
 心臓の再生医療では現在、体の外でiPS細胞から心筋細胞を作って移植する方法が検討されている。だが遺伝子の注入で機能を再生できれば開胸手術が不要になり、準備も短時間で済みそうだ。家田教授は「生体内での実験も行い、安全性や実効性の検証を進めたい」と話している。
 注)米科学誌はセル・ステム・セル
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コダイユリ

2018年08月11日 00時07分54秒 | カメラ
この灼熱の日々
陽に負けず咲く花

コダイユリ
去年沢山種を撒いたら
沢山芽が出て大きく育って
沢山咲いているよ。


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がんゲノム医療センター:がん治療へ遺伝子検査 島大病院に設置 中核病院と連携、15例実施 /島根

2018年08月11日 00時06分30秒 | 医療情報
がんゲノム医療センター:がん治療へ遺伝子検査 島大病院に設置 中核病院と連携、15例実施 /島根
大学 2018年8月10日 (金)配信毎日新聞社

 島根大学医学部付属病院(出雲市塩冶町)が、がん患者の遺伝子を調べて治療する「がんゲノム(全遺伝情報)医療」に取り組んでいる。今年5月には、がんゲノム医療センターを設置した。厚生労働省が指定した中核拠点病院と連携し、がんの原因になる遺伝子を明らかにする検査をしている。【山田英之】
 がんは臓器ごとに分けて、抗がん剤や放射線、手術による治療が中心だった。近年の研究でさまざまな遺伝子の異常が積み重なって発症することが分かってきたため、がんゲノム医療は遺伝子の異常に対応して治療する。
 島大病院がんゲノム医療センターは、がん遺伝子外来を設けている。中核拠点病院の慶応大病院(東京都)と連携し、主に160の遺伝子の変異を一度に検査、その結果を基に主治医や病理医らによる専門家会議で最適な治療薬を検討する。岡山大病院や九州大病院とも今後、連携を進める。
 島大病院によると、8月初めまでに15例の検査を実施。センター長の中山健太郎准教授は「基本的に(手術や化学療法など)標準治療を終えて、打つ手がない方が対象。医師や患者の考え方もあり、明確な指針はないが、私は早い段階で検査した方がいいと思う」と話す。
 検査費用60万円は患者の自己負担だが、京哲教授は「今後、保険適用される可能性もある」とみる。井川幹夫病院長は「がんゲノム医療を身近に受けられるようになったことを知ってほしい」としている。
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