8時半、起床。
トースト、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
昨日のブログを仕上げてアップする。
ネットテレビで王位戦第4局(二日目)のライブ中継をやっている。挑戦者の藤井棋聖の三連勝で今日勝てば王位を獲得し、同時に(二冠達成により)八段に昇段する。局面は、藤井が飛車銀交換の駒損だが、3三角と飛車取に打って、木村が6六角と打って飛車に紐を付けた局面。一時的に駒損でも自陣に飛車打ちの隙はなく、相手の飛車を負担にさせる攻めで良しという判断である。AIの形成判断が画面に表示されているが、藤井57%、木村43%で藤井が優勢ということである。ここで藤井は長考に入った。相当先まで(もしかしたら詰みの局面まで)読んでいるのかもしれない。
11時半に家を出る。今日も猛暑である。
卒業生のカナエさんと矢向駅(南武線)で待ち合わせて、「パン日和あをや」へ行く。彼女とは今年の2月の末にカフェをして以来である(あのときはコロナ騒ぎが身近なものになってきた頃だった)。彼女は京都大学の大学院生だが、4月に緊急事態宣言が出てときから横浜の実家に戻って来ている。
二階席を予約しておいた。おなじみの前方後円墳的テーブル配置。私が四角い卓袱台の方に座り、彼女が丸い卓袱台の方に座る。
今日は帽子がお洒落ですね。「はい、まずこの帽子を被ろうと決めて、それから服を選びました」とのこと。
エレガントなコーディネートですね。
注文するものが決まったところで、鳥の呼子をひねる。これで下から奥様が上がってきてくれるのだ。
8月のドリンクの自家製ジンジャエールで喉を潤す。
おじいちゃんのハチミツトースト(オリーブオイルを塗って)。
冷製カボチャスープ。
オムレツサンド。
ベーコン、チーズ、レタスも挟んで。
〆は温かいドリンクで。カナエさんに下まで注文を告げにいってもらう。「ガッテンだ!」(とは言ってません)。
私はほうじ茶ミルクティー。
彼女はチャイ。
「窓辺のこの空間は落ち着きますね」
さて、次のカフェに行きましょうか。「パン日和あをや」には2時間ほど滞在した。
矢向駅のそばの「ノチハレ珈琲店」へ行く。カナエさんはここは初めて。
私はモカと季節のジャムとバターのトースト(彼女に半分お裾分け)。
彼女はノチハレブレンド。
「ノチハレ珈琲店」には1時間弱滞在。これで彼女は主要8カフェのうち7カフェを制覇。神楽坂の「トンボロ」にいけばSGS(スーパーグランドスラム)達成となる。
この後、われわらは再び「パン日和あをや」を訪れることになる。なぜか。私が財布をお店に忘れたからである。
一階のテーブル席で、アップルタイザーを飲みながら、奥様も交えて3人でおしゃべりする。奥様もカナエさんもこれまでの人生で財布を落としたりどこかに置き忘れたことはないとおっしゃる。私は何度かあるんですけど・・・(でも、そのたびに無事戻って来ている)。反対にお金を拾ったことはあるかという話になり、奥様は旦那さんと道をあるいているときに空から二千円が降ってきた(!)ことがあり、カナエさんは友達と道を歩いているときに側溝に一万円札が落ちているの見つけたことがあるという。私はお布佐に入った結婚式の祝儀袋を恵比寿ガーデンプレイスで拾ったことがある。二人とも交番に届けなかったそうだが、私は直感で近くのウェスティンホテルのフロントに行って祝儀袋に名前の書かれた方が出席されている結婚披露宴がないかどうかを尋ねたところ、まさに開宴中で、祝儀袋は持ち主に戻った。正直の頭に神宿る。私が財布を道に落としたりどこかに置き忘れたりしてもその度に無事戻ってくるのはそのときのご利益ではないかしら。
本日二度目の「パン日和あをや」には40分ほど滞在。
結局、今日はカフェを三軒回ったことになりますね。次回は秋カフェで、「トンボロ」に行きましょう。またエレガントは装いでいらっしゃることを楽しみにしていますね。彼女とは川崎駅で別れた。
夕方、帰宅すると、藤井棋聖が第4局に勝利し、王位を奪取したことをニュースでやっていた。80手という短手数での決着だった。戦型的に短手数になりやす将棋とはいえ、木村王位に粘る余地を与えない(粘ることをあきらめて自分から無理な攻めを決行して首を差し出したような感じだった)完勝だった。「強い」の一言だ。
夕食は鯖缶(水煮)と小松菜の炒め、ホタテのバター炒め、明太子、玉子と玉ねぎの味噌汁、ごはん。
食後のデザートはカナエさんからいただいた金谷ホテルのクッキー。
食事をしながら『プレバト』を追っかけ再生で観る。
風呂から出て、「福山雅治のジェットストリーム」、「トウキョウ・スピークイージー」(アニメ監督の富田由悠季とドリカムの中村正人の対談)を聴きながら、今日の日記とブログ(構成)。
2時半、就寝。