フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月1日(月) 曇りのち晴れ

2024-04-02 11:40:23 | Weblog

8時半、起床。

今日から4月だ。嘘じゃない。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

新朝ドラ『虎に翼』始まる。いきなりの伊藤沙莉。子役なしで、女学校在学中(卒業間近)から。主人公のモデルとなった人物は笠置シズ子と同年生まれとか。お見合いが嫌で家出を図るも未遂に終わる。どこに行こうと思っていたのかと親に聞かれ、「梅丸歌劇団に入ろうと思った」というのはたぶん実話ではあるまい。一種の朝ドラ受け(バトンタッチ)であろう。

アホのおっちゃん(岡部たかし)ではないか! 主人公の父親は堅い仕事(銀行員)をしている人物だが、娘が家出をして「梅丸歌劇団に入ろうと思った」と語る場面では、アホのおちゃんを連想させる衣装と髪型で登場。これも朝ドラ受けの演出だ。楽しませてくれるじゃありませんか。

昨日のブログを書く。

朝方は雨模様だったが、昼から晴れてきた。洗濯物を室内からベランダに出す。

11時45分に予約している歯科医院へ行く。定期健診。

院長さんが北陸旅行(ドライブ)をしてきた話をする。最終日、松本にもちょっと寄ったそうである。「遅い時間だったのでカフェは閉まっていて、ピザを食べました」とのこと。

専門学校の桜並木の桜がようやく開花した。

駅ビルの花屋で花束を買って、池上へ。

「ハナコーヒー」へは一昨日来たばかりだが、そのときは「花くるま」で食事をした後、土曜日なので空いてたら入ろうとちょっと覗いただけだったのだが、今日は4周年のお祝いの花束持参である。

4周年おめでとうございます。開店記念日は3月8日なのだが、ちょうど私の入院前だったので、ようやく今日、お祝いのお花を渡すことができた。マダムはびっくりし、そしてとても喜んでくださった。コロナ騒動の始まった頃に開店し、大変だったと思う。それを乗り越えての4周年である。5年目もよろしくお願いします。

玉子サンドのセットを注文する。ドリンクはアメリカンで。

玉子サンドはこの店の看板メニュー(セロリのトッピングはお好みで)。そしてもう一つの看板メニューである台湾カステラがミニサイズで付いてくる(ブランデー入りのホイップクリームはお好みで)。

持参した日記帳は4月始まりなので、今日が書き始めである。今年度の抱負などを書く。

さきほどの花束をマダムが花瓶に挿して窓辺に置いた。

帰り道、桜の名所を歩く。都営住宅の桜は大島桜のようである(花と葉が同時)。けっこう咲いている。

都営住宅の前の「なかよし公園」の桜はこれからである。

「さくら公園」の桜はぼちぼち咲き始めている。

天気雨がパタリと落ちてくる。

帰宅して、「ハナコーヒー」のマダムにお土産にいただいた台湾カステラを妻と食べる。

「おすそわけいただけますか」(ダメです)

ふっくらと焼きあがっている。

美味しくいただきました。

この時期は、我が家の敷地には桜のほかに、海棠も咲く。ひっそりと可憐に咲く。

玄関のチャイムが鳴って、出ると、ご近所のMさんの二人の娘さん(他所にお住まい)だった。午前中に業者がMさんの家から中のものを搬出していたので(引っ越しのやり方とは違う)、家を解体するのかと思ってみていたが、Ⅿさんが昨秋亡くなったそうである。知らなかった。一人暮らしで(奥様はだいぶ前に亡くなっている)、お元気そうに見えたが、92歳だったそうである。家はすでに売却が決まり、今日の搬出は解体の準備だったそうだ。不思議だったのは、私は数カ月前(Ⅿさんが亡くなった後)、Mさんの家の玄関先にたたずむⅯさんを見かけたように思うことである。私が挨拶をすると、柔和な笑顔を返してくれた。あれは私の勘違いで、現実ではなく、夢の中のことだったのだろうか。妻にその話をしたら、「私もⅯさんを見かけたように思う」と言った。やっぱり。たぶんⅯさんの霊が長年暮らした家に、そしてご近所に、お別れに来たのではないかしら。不思議なことだが、不可解なことではない。

「父が生前お世話になり、ありがとうございました」と娘さんからお菓子をいただいた。

夕食はマグロの山かけ、鶏肉団子汁、マグロと昆布の佃煮、ごはん。

食事をしながら『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(後篇)を観る。

脚本もよく練られていたが、ろう者・難聴者俳優(多数出演)の演技が素晴らしかった。

「こういう丁寧な作りのドラマはNHKならではですね」(妻も同意見)

風呂から出て、『村上RADIO』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。

この記事についてブログを書く
« 3月31日(日) 晴れ | トップ | 4月2日(火) 晴れ »