7時45分、起床。
現在、普通郵便は日曜・祝日には配達されない。今回の郵便法改正で土曜日も配達されないことなる(来秋から)。しかも翌日配達もなくなるそうだ。ということは、木曜日に投函された葉書・封書は翌日(金曜日)には配達されず、土曜日・日曜日にも配達されず、ようやく月曜日に相手の元に届くということである。これは郵便というものが使いものにならなくなるということではなかろうか。仕事上の伝達であればメールやファックスで済ませるからよいが、プライベートなお礼の葉書などはそうはいかない(というのが私の感覚で)、それがそんなに時間がかかるというのは困った事態である。今後は、普通郵便は週の前半に投函することを習慣とするか、あるいは常時「速達」で出すかしかなくなるだろう。
9時20分頃、家を出る。
今日は卒業生の美咲(ミサキ)さん(論系ゼミ6期生)の結婚式がある。会場はアニヴェルセル大宮。蒲田ー(京浜東北線)→東京ー(上野東京ライン)→大宮ー(送迎バス)→アニヴェルセル大宮(所要時間1時間半)。
南欧の街角のような空間。
ロビーに入る。
ウェルカムボードは美咲さんのご友人が描いた似顔絵だ。
新郎は裕介さん。二人の間に今年の4月20日に生れた長男悠生(ハルキ)君。
元々は今年の1月11日に挙式の予定だったのだが、医師のアドバイスで延期となり、今日になったのだ。
新婦側の受付は美咲さんの大学時代のタップダンス・サークルのご友人たち。
チャペルでの挙式は11時半から。
戦場カメラマンならぬ式場カメラマンの私は中央の通路に隣接する席をしっかりと確保する。
神父さんの後から新郎が入場。
ご両親と一緒に新婦が入場。
お母様が新婦の顔にベールが掛ける。
お父様にエスコートされ、バージンロードを歩く。お父様は神妙な顔をされているが、新婦はニコニコしてる。
新郎の待つ場所へ。
誓いの言葉を交わす。
指輪の交換をする。
新郎が新婦のベールを上げる。
頬に(だと思う)キス。
誓約書に署名する。
ここに二人の結婚が宣言された。
神父さんからの祝福の言葉(聖書から愛について語られている箇所が読み上げられた)。
出口へと向かう。
カメラ目線の新婦。きれいだよ。
バルコニーから手を振る二人。
フラワーシャワーを浴びながら中庭へ。
みんなに風船が配られる。
用意はいいですか。
一斉に手を放す。
あっと言う間に青空に吸い込まれていった。
ゼミ同期の絢乃(アヤノ)さんと一緒に新郎新婦と記念写真。
二人の思い出の場所は「夕やけだんだん」。ああ谷中銀座のあの階段か。
一生の楽しきころのソーダ水 富安風生
絢乃さんとソーダ水を飲む。
さあ、披露宴の始まりだ。
(後半に続く)