9時50分、起床。かろうじて10時前に起きた。
トースト、ベーコン&ソーセージ&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
食事をしながらNHKの将棋番組を見る。1989年度のNHK杯トーナメント準決勝、谷川浩司名人VS羽生善治5段戦の再放送。終盤の入口で谷川に悪手があり、ポッキリ折れるような負け方をした。
昨日のブログをアップしてから、妻と「HITONAMI」に昼食を食べに行く。
昨日から店内営業が再開した。しかし店長(オガサワラさん)一人ではなかなか大変だろう。
とりあえず梅ソーダ。
電話をして家を出るときは「空いています」とのことだったが、週末の2時前後というのは、われわれのように遅めの昼食を食べにくる客がそれなりに来るもので、注文したものが出て来るまで少々時間がかかった。3時からオンラインカフェの約束があるのだが、15分ほど開始時間を送らせてもらう連絡をする。
食事が運ばれてきた。私は主菜に鯖の竜田揚げ、副菜にスペイン風オムレツと茄子とピーマンの揚げびたし。妻は主宰ににおろしハンバーグ、副菜に小松菜と人参とキノコの胡麻炒め。
6月は1日から3日までお休みで、4日から営業。
帰り道、「あるす」の跡地の前を通る。4階建てのワンルームマンションが建つようだが、工事は始まっていない。
女塚通り商店街に新しい歯科医院が2軒誕生する。1つはこちら。明日オープンだ。
もう一つはこちら。まだ工事中だが、6月中旬オープンの予定だ。
私のかかりつけの歯科医院はこちら。高齢社会で需要があるとはいえ、1つの商店街に歯科医院が3軒とはコンビニ並みである。診察時間や休診日がずれていてくれると救急のときには助かるのだけれど。
3時15分から句会仲間のあゆみさんとオンラインカフェ。去年の3月に旦那さんが浜松の大学に職を得て、一家で浜松に引っ越された。以来、先月のオンライン句会で復帰されるまで句会はご無沙汰だった。新しい土地に引っ越してそこでの生活が定着するまでは1年という時間が必要だったのだ。いまは旦那さんは在宅でオンライン授業の制作に追われおり(オンデマンド授業を4本もかかえているそうだ!)、一人娘のまるみちゃん(5歳)も登園自粛で、一家3人が毎日家にいる日々だそうである。おかげで家族の関係は良好になったが、家族以外の人間とこうして話すのはずいぶんと久しぶりとのこと。
彼女のオンラインカフェのスイーツはアーモンドチョコレート。「たかじ先生と一緒ですね」と言ったが、彼女のは「明治」のアーモンドチョコレートだ。
私は「ロッテ」のアーモンドチョコレートである。これが一番ということではなく、いつも買っている近所の「まいばすけっと」にはこれしか置いていないのである。いろいろなメーカーのアーモンドチョコレートを食べ比べて、目をつむって食べても、「これは〇〇のアーモンドチョコレート」とピタリと言い当てられるようになってみたいねという話をする。
昨日、ようやく手に入れた『NHK俳句』5月号を見せると、彼女が「あっ」と言った。表紙の俳句「初夏に開く郵便切手ほどの窓 有馬朗人」は彼女の大好きな作品なのだという。たしかに彼女好みの句である。彼女の愛用している歳時記の「初夏」の実例句として載っているそうで、「初夏の句ではこれ以上の句はないと思います」というほどの惚れ込みようである。「小さな窓」ではなく「郵便切手ほどの窓」という比喩が素敵だ。郵便切手というものは四角くてカラフルでかわいいだけでなく、葉書や手紙に乗ってやってくる、あるいはどこかへ旅立つものである。そのイメージが初夏のウキウキとした気分を一層高めてくれる。
下の写真はオンラインカフェの後に旦那さんが撮ってくれた写真だが、彼女が手にしているのがその歳時記。
表紙の裏に夏井いつき先生の直筆のサインがある。草津かどこかで開かれた俳句大会であゆみさんの句が夏井先生に選ばれたときの記念である。
他方、付箋に書かれた「初暦日々のあゆみを思ひけり たかじ」は私が彼女にカレンダーをさしあげたときにそれに添付したもの。「日々の歩み」に彼女の名前を掛けた贈答句である。彼女の一人娘のまるみちゃんはこの付箋がお気に入りのようで、「たかじ」のことはよく知っている。今日もお母さんが先月の句会のときのようにちょっとおめかしをしてパソコンの前に座るのを見て、「句会?」と聞き、「今日は句会ではなくてたかじ先生とお話をするの」とあゆみさんが答えると、「たかじ先生!」(「たかじ!」だったかな)と言ってちょっと興奮気味だったそうで、われわれがオンラインカフェをしている間、なんどか部屋のドアの隙間からこちらを覗いていた。
あゆみさんの影響か、「プレバト」の影響か、まるみちゃんも句を作るそうだ。あとから代表的な句を送ってもらったが、これがなかなか才能を感じさせるものだった。
よるなのにそらがまだあるなんでだろう (夜なのに空がまだある何でだろう)
おいしくてぱんのなみだがでてきそう (美味しくてパンの涙が出てきそう)
つつじがねどうろのひだりにささってる (躑躅がね道路の左に刺さってる)
おはながねおはなばたけになりはじめる (お花がねお花畑になりはじめる)
とくに最後の「おはながね・・・」は花(菜の花だろうか)がいっせいに咲き始める感じを詠んだダイナミックな句である。そのうちわれわれの句会に最年少の参加者としてデビューするのではなかろうか。夫婦、父娘の参加者はいるが、母娘の参加者はまだいない。
15分遅れで始まったオンラインカフェだったが、終わったのは6時近かった。所要時間2時間45分というのはたぶんこれまでで最長である。これが普通のカフェだったら、追加オーダーを2回くらいしないと居づらくなるところだろう。楽しい時間でした。次回のオンライン句会でまた会いましょう。
散歩に出る。
駅前はなかなかの人出である。よそ見をして歩いていると人とぶつかりそうである。
「神戸屋キッチン」に朝食用のパン(神戸屋スペシャル)を買いに行ったらもうなかったので、「ラ・パン」に行ってみると、5時に焼きあがった(本日最終回)食パンがまだ棚に並んでいた。
半斤サイズ(440円)を購入。
夕食は焼鳥(手羽)、肉野菜炒め、アサリの佃煮、卵とキャベツの味噌汁、ごはん。
ベーコンの代りにソーセージが使われている。最初見たとき人参に見えて、「肉なし野菜炒めなの?」と妻に聞いてしまった。
デザートはメロン。
「日常生活の社会学」の第4回の放送原稿(パート1)にとりかかったが、完成までには届かなかった。また明日だ。
今夜は遅くなってしまったので、ウォーキング&ジョギングはお休み。
風呂を浴び、「山下達郎のサンデーソングブック」をタイムフリー(radiko)で聴きながら、今日のブログを書く。
3時半、就寝。