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フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月6日(木) 晴れ

2019-06-09 22:21:24 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨夜、体調が悪く(たぶん風邪の初期症状)、明日(つまり今日)は授業を休もうかどうしようか考えた。今朝、起きた時の状況で決めることも考えたが、3限の大学院の演習は報告予定の2名が徹夜で準備をするかもしれないと考えて、昨夜のうちに休講にする旨をメールで連絡した。薬を飲んで一晩寝たら、体調はだいぶ回復しており、5限の講義はできそうだと判断した。「ティーチャーズハイ」という言葉があるかどうかは知らないが、大教室でマイクを持って喋っていると、アドレナリンの分泌がうながされるのか、体調が回復するという経験をこれまで何度もしてきたのだ。

午後、家を出る。近所の専門学校の芝生の上にムクドリを見かける。珍しい鳥ではないが、人が近づいてもすぐ逃げたりしないので、親しみがわく。小沼丹の『椋鳥日記』という作品が好きなことも影響しているかもしれない。

 蒲田駅のホームから囲いが取れた建設中のホテルの姿が見えた。背の高いホテルである。あちこちでオリンピックに合わせてホテルの建設ラッシュが続いている。かつてバブルの時代はマンションの建設ラッシュだった。これからの日本は観光立国としてやっていこうとしているのだろうか。

昼食は崎陽軒のシュウマイ弁当。蒲田駅構内の弁当屋で買って行った。安定、信頼のうまさである。 

4限の時間にKさんが研究室に内定がもらえた旨の報告にやってきた。これで安心して9月卒業を迎えられる。

5限は講義「日常生活の社会学」。「ティーチャーズハイ」というほどではなかったが、90分間しゃべり終えた。 

教員ロビーのメールボックスに本が届いていた。筑波大学の土井隆義先生から新著『「宿命」を生きる若者たちー格差と幸福をつなぐもの』(岩波ブックレット)を頂戴した。さっそく帰りの電車の中で目を通す。現代の日本社会では経済的格差が拡大しているにもかかわらず、生活満足度はむしろ高くなっている(とくに若者の間では)。これは日本だけに固有の現象ではなく、先進諸国で広く見られ、研究者の間で「幸福のパラドクス」と呼ばれている。この問題を解明するためにいろいろな解釈が行われているのだが、本書では「宿命」観を媒介項としてこのパラドクスを解明しようとするものである。人生の物語、とりわけ幸福の物語の行方についてはゼミのテーマでもあるので、さっそくゼミでもこの本を取り上げることにしよう。

 

7時半、帰宅。

夕食はズッキーニの挽肉詰、サラダ、大根と油揚げの味噌汁、ご飯。

ズッキーニの挽肉詰は妻が最近TVの料理番組で仕入れた新しいレパートリーである。 

デザートはメロン。 

2時、就寝。


6月5日(水) 曇り

2019-06-09 11:16:24 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ、紅茶の朝食。

昨日、ミサキさんからお土産にいただいたラスクを食べる。東京ラスクの期間限定商品(?)、瀬戸内レモンラスクである。 

 「スリック」に瀬戸内レモンシフォンがあるが、世の中全体に瀬戸内レモンがブームなのかしら。

午後、昼食を食べに出る。「水木金魚」というカフェに行ってみようと思う。カフェ仲間から名前は聞いていたが、行くのは今日が初めてだ。

多摩川線の矢口渡(蒲田から1つ目の駅)で下車。 

ここは学生時代、学習塾の講師をしていて、何度も乗り降りした駅である。 

踏切を渡る。 

 環八を渡り、安方(やすかた)商店街を行く。 

草津湯の角を右に曲がる。 

赤い金魚の形をした看板が目に入る。 

店主さんのお祖母さんが住んでいた家をカフェにしたそうである。 

開店当初は週3日営業(水木金)だったそうで、それで「水木金魚」。ただし、いまは土曜日も営業している。 

 二間続きの和室で、縁側も含めて大小のテーブルが5セットほど置いてある。和洋折衷である。写真はあとから撮ったもので、私が入ったときはこの一番大きなテーブルでは年配の女性たちグループが歓談していた。

私は2人用の小さなテーブルに座る。 

日替わりごはん(850円)を注文。 彩りがいいですね。

 メインは鶏むね肉のレモン炒め。 

副菜が3品。揚げ高野豆腐煮。 

筍とサヤエンドウの炒め物 

野菜とコンニャクのマリネ。 

香の物とデザート(ゼリー)が付く。 +150円でコーヒー・紅茶が付く。

支払いのとき店主さんと少しお話をしたが、今年で6年目だそうである。お客さん(みな女性たち)がおしゃべりをしている様子から地域にしっかり定着しているカフェえることがわかる。

安方商店街を駅まで戻る。「よしの」という名前からして昔からのカフェであろう。 

「カフェのような不動産屋」。中をちょっとのぞいたらたしかにカフェみたいだった。逆に「不動産屋のようなカフェ」というのもありえるかしら。一種のブックカフェのようなもので、不動産情報のファイルがたくさん並んでいるカフェである。 

そんんことを夢想していら駅に着いた。 

駅前のカフェ「ZAOH」。私が塾の講師をしていたときからあったが、外観が新しくなっていた。「since 1949」とある。70年前からあるのか!

 蒲田方面のホームにはこちらの改札から入る。矢口渡駅は昔と変わっていない。

「ティースプーン」に顔を出す。 

飲物だけのつもりで入ったが、今日からパンサラダセット(850円)を始めてそうで、しかし、まだ1つも出ていないと聞いて、これは注文しなければという気持ちになる。さっきランチをしたばかりだが、これは一種のサラダですから、と自分に言い聞かせる。 

美味しいのだけれど、私の好みを言わせてもらうと、パンはドレッシングで湿っていない方がいい。混ぜずに上にのせていただけると自分の好みの加減で食べられるのだけれど、という感想を述べさせていただい。 

いま流行のタピオカドリンクも始められたそうだ。頑張ってますね! もちろん注文した。

硬さ、弾力、甘味とも申し分なかったが、ストローにタピオカが詰まった。ストローの口径とタピオカの直径がギリギリのようである。「改善します!」と店主の島田さんとお手伝いの妹さんが言った(笑)。

頑張って下さい!

夕食は鯖の水煮缶を使った小松菜の炒め、 

トマトと新玉ねぎのサラダ、 

薩摩揚げのチーズ挟み、 

玉子と玉ねぎの味噌汁、ご飯。 

デザートはメロン。

1時、就寝。