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フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月29日(日) 雨

2017-10-30 12:20:04 | Weblog

8時、起床。

私が起きて、洗面所に行くとき、飼い猫のハルが一緒についてきて、洗面台に飛び乗る。蛇口をひねり、私が手のひらで水を受けると、ハルは手のひらから流れ落ちるその水を飲む。これ、毎朝のことである。流水を飲むのが好きなのである。

厚切りハムトースト、牛乳、紅茶の朝食。

朝食の後、書斎の机に向かったが、眠い。というか、疲れがたまっている。一週間分の疲れだが、とくにこの一週間は疲れた。 もう一度、布団に戻る。身体が切実に眠りを求めている。昼過ぎまで眠る。

雨の中、妻と遅い昼食を「phono kafe」に食べに行く。そのとき客はわれわれだけだったが、ランチタイムには常連さんや初めての客が何人来たらしい。私たち二人も来てくれるんじゃないかと思っていたそうだ。たしかに「この雨ではお客も少ないだろう。売り上げに貢献しようか」と妻と話して来たのだった。そんな話をしていると、常連のMさんがやってきた。常連たちの考えることはだいだい同じだ。 

ご飯セットを(二人とも)ご飯軽めで注文する。

里芋とクルミのつまみ揚げ(左)、ニラとコンニャクのピリ辛和え(右)

揚げ茄子とトマトの和マリネ

人参とキャベツの梅酢サラダ(左)、ごぼうのフリット(右)*ごぼうのフリットはもう一皿

 「phono kafe」を出て、妻は帰宅。私は駅の方に買い物に行く。

雨はさきほどよりも強くなってきた。昨日と今日は近所の専門学校の学園祭である。昨日はまだしも、今日は気の毒な天気である。

とくに週末の雨が多い気がする(台風が週末に関東にやってくるということか)。学園祭に限らず種々の催しものは週末に行われることが多いから、みんなを落胆させる罪作りな雨である。

曇り日の8月、雨の10月と、夏らしい夏、秋らしい秋を感じられぬまま、11月になろうとしている。はたして冬らしい冬になるのだろうか。「冬らしい冬」とはどういう冬だろうか。東京の場合は、風は冷たいけれども晴天の続く日々であろう。そして一度か二度、道路の雪かきをせねばならない程度の積雪がある。そういう冬であってほしい。「そういう冬に私もなりたい」と出番前の東京の冬も思っているはずである。

駅ビルのパン屋で明日のパンを買い、帰りに「ルージュ・ブランシュ」をのぞいてみる。

「おやつマドレーヌ」(200円)を2個購入。普通サイズのマドレーヌ(160円)より大きい。大きい割に安いところがいい。

さっそく紅茶でいただく。うん、おやつにちょうどいい。

夕食はハンバーグ、ポテトサラダ、具だくさんのスープ、ご飯。

ハンバーグは一個ではもの足りないが、二個ではちょっと多いという微妙な大きさであった。

夕食後、昨日のブログを書き上げてアップする。本当は午前中にアップするつもりだったのだが、二度寝をしてしまってできなかったのだ。「ブログ更新しました」というメッセージを記事の主役であるミサさんに送る。 少しして彼女から「阿川佐和子わかりました。彼女もさばさばした雰囲気ですね」と返信があった。そして相変わらず自分の表情には硬いところがあるので、「次にお会いする時までに練習しておきます(笑)」とあった。

「この世に生きるということは、いわば演劇だ」とサローヤンは言った、「だから自分というものに忠実に生きようとすれば、何回も下稽古を積まなくてはならない」。

2時、就寝。