9時、起床。
トースト、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
トーストのパンは「パン日和あをや」のもの。もっちり系のパンである。
朝刊にシンガーソングライターの訃報が載っていた。いま、「エンケン」といえば、『わろてんか』で主人公の父親役で出ている強面の俳優、遠藤憲一を連想する人が多いと思うが、私の世代では遠藤健司である。癌を公表して活動を続けていることは知っていたが、そうか、あの「エンケン」が死んだか。「カレーライス」のつぶやく様な歌声が聞こえてくる。
昼前に家を出て、大学へ。
快晴だ。青空を貴重なものに感じる。今回も長続きはしないようだ。
3限は院生の研究指導。その前におにぎり2個の昼食をとる。昨日から左目の瞼がゴロゴロする。寝不足だろうか。
4限は、普段は空き時間なのだが(なのでランチタイムにしている)、今日はゼミ選考面接とゼミ論個別指導が入っている。
ゼミ論個別指導のIさんからはスイーツの差し入れがあった。エクレア2個。写真ではわかりづらいかもしれないが、けっこう大きなエクレアである。それを2個である。1個で十分ではなかろうか。「2個というのが買いにくくて、4個買ってしまいました」とIさん。1個では買いにくというのはわかるが、2個でも買いにくいのか? 「この子、一人で2個食べるのね」と店の人に思われるとでも思ったのだろうか。さすがに4個なら「一人で4個食べるのね」とは思われないだろう。
結局、それぞれ1個ずつ食べて、残った分は「先生、奥様とどうぞ」と言われ、私が持ち帰ることになった。今日はゼミ論個別指導は彼女一人だけなので、スイーツの過剰摂取の心配はないと思っていたのだが、甘かった(スイーツだけに)。
5限は講義「ライフストーリーの社会学」。講義の始まる前にも言ったが、今日の講義は全体の中で重要な位置をしめている。テキストでしっかり復習をしておくように(親切だな)。
雑用を片付けて7時に大学を出る。
夕食はポトフ、茶碗蒸し、ご飯。
ポトフと茶碗蒸しの取り合わせは奇妙だが、妻曰く「年末に向けて冷蔵庫の中の食材の整理を始めているの」とのこと。
ポトフは冬に限らず年間を通じてわが家の定番料理である。手軽で、野菜も肉もしっかり摂取できるというのが利点である。「洋風ちゃんこ鍋」と私は密かに思っている。
デザートは持ち帰ったエクレア。
食事をしながら 『監獄のお姫さま』の第二話(録画)を観た。現在の場面と過去の場面(女囚刑務所)が交錯する構成で一貫していくらしい。継続視聴決定。
続けて『ドクターX』の第三話をリアルタイムで観た。話自体はいつもの展開だが、岸部一徳が「シーサイド・バウンド」を足取りも軽く(報酬2000万円をせしめたのだ)口遊んでいる場面が印象に残った。「シーサイド・バウンド」は1967年の歌で、ザ・タイガースの人気を決定的にした作品として知られている。
2時半、就寝。今日は疲れた(ならばもっと早く寝ればよいものを)。