フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月23日(木) 曇り

2017-02-24 13:51:35 | Weblog

8時、起床。

お務めを終えて、「出所」する日の朝を迎えた人のような気分である。

トースト(バター&リンゴジャム)、サラダ、紅茶の朝食。

午後、散歩(!)に出る。散歩・・・なんという美しい響きだろう。

買物ついでに大井町へ行く。

駅ビル(アトレ)の「Loft」で「ほぼ日手帳カズン(4月始まり)」を購入。2010年から使い始めてこの4月で8年目に入る。よほど相性がいいのだろう。

とんかつの「丸八」で昼食をとることにする。映画『幸福の黄色いハンカチ』で出所した直後の主人公(高倉健)は蕎麦屋でカツ丼とラーメンを食べるが、それにあやかったわけではなくて、先日、卒業生のアヤノさんがお店の方に親切にしていただいたお礼を申し上げたかったのである。そのときの記事はこちら→

カツサンドを注文する。飲み物はコカコーラ。

持ち帰りも美味しいが、カウンター席でいただくカツサンドは格別である。カツも揚げたて、パンもトーストしたて、美味しいに決まっている。他の客たちがみなロースカツ定食やヒレカツ定食を食べている中で、コーラを飲みながらカツサンドを食べるというのはモダンボーイの気分である。一度、お試しあれ。(飲める方はビールがよいでしょう)

食後のコーヒーを飲みに「pottery」へ向かう。店の前の3本の河津桜にたくさんのメジロが来ていた。最初、雀かと見間違うほど、たくさんのメジロである。メジロの群れというのは初めて見た。

マダムが「今日はお一人?」と言った。「はい、今日は病み上がりで・・・」という話をする。マダムもインフルエンザの予防接種は受けたことがなく、インフルエンザにかかったこともないそうだ。一週間前までの私と同じである。

女性の常連客がマダムにシュークリームを差し入れ、そのおすそ分けにあずかる。ごちそうさまです。

1時間ほど滞在して店を出る。

蒲田に戻って、駅ビル(グランデュオ)の本屋と文具店で買い物。

 田中慎弥『孤独論』(徳間書店)

 菊池正史『安倍晋三「保守」の正体』(文春新書)

NHKの俳句と短歌のテキスト(3月号)。

カズンに使うA5サイズのブックカバー。

夕方になった。

 

学文社から出来上がったばかりの論文集の見本が届いていた。

 岩上真珠・池岡義孝・大久保孝治編『変容する社会と社会学ー家族・ライフコース・地域社会』(学文社)。

正岡寛司先生と弟子筋の10名で作った本である。

早稲田社会学会の機関誌『社会学年誌』58号(最新号)の見本も届いていた。編集委員をしているので、急いで最後の最後のチェック。

夕食はアジの干物、サラダ、味噌汁、炊き込みご飯。

カズンにカバーをかけてみる。岡山産のデニムの生地で作られている。

左はあと残り一ヶ月使い続ける今年度版。バトンタッチの準備はOKだ。

2時、就寝。