フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月2日(水) 晴れ

2015-09-04 23:47:06 | Weblog

7時半、起床。

トースト、ハムエッグ、サラダ(炒り卵、トマト、レタス)、紅茶の朝食。卵が二個だが、安楽亭で久しぶりに会った友人Kの三男のR君は毎朝生卵を二個飲むそうだからな。

パンをもう一枚。信州旅行土産の和栗のペーストを塗って食べる。うまい!紅茶に合う。

実に久しぶりの青空だ。

午後、自転車に乗って池上の「バターリリー」へ行く。

「この間はありがとうございました。」

「いいえ、こちらこそお世話になりました。」

8月5日に卒業生のチヒロさん姉妹(+それぞれのお子さん)と来たのである。

タコライスを注文。「昼食ですか? 遅いんですね」とマダム。時刻は午後3時である。「はい、朝食が遅いものですから」と私。実際は、起きたのは7時半だが、朝食は10時ごろだった。起きてすぐはお腹は減っていないので、朝食は空腹を覚えてから食べるのである。

デザートはクリームブリュレと紅茶。

本門寺の参道を自転車で行く。

西日が強烈だ。

「寺猫」がいる。ここで自転車を停めて、階段を上がる。

山門。

池上本門寺の正式名称は、長栄山本門寺。日蓮宗の総本山である。

本堂。

五重塔。 

ゆく夏の蒲田の街の池上の塔の上なる一すじの雲

*時節がら注釈をつけておきますと、こういうのはパクリではなくて、パロティといいます。(←ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲  佐々木信綱)  

西日を背中に受けながら呑川沿いに帰る。 

何の挨拶もなく去って行ったと思っていた今年の夏が、ちゃんと別れの挨拶をするために戻ってきてくれた一日だった。やっぱり君は律儀なやつだった。

ただいま。

夕食は鶏肉とトマトとアスパラとパプリカの炒め物。

デザートは梨。


9月1日(火) 曇り

2015-09-04 12:46:48 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ(鶏のササミ、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

坂井先生と松本散歩をしているとき、「どうしてブログの朝食の写真にはフォークが写ってないの? と妻が聞いてくれといわれているんです」と言われた。理由は2つ。第一に、サラダはフォークでなく箸で食べているから。第二に(その箸が写っていない理由)、 箸を写真に入れるためにはその分だけカメラを「引き」で撮らないとならないから。食べ物をアップで撮りたいわけです。

でも、お世話になった坂井先生の奥様に敬意を表して、今日(から?)はいくぶん「引き」で撮りますね(笑)。

今日から9月である。大学はまだ夏休みであるが、8月と9月では夏休みらしさが違う。実際、9月の土日は会議や(大学院の)入試や学会やらで大学に出ることが多い。夏休みらしさは半減する。

書斎で使っているノートパソコンには向こう4カ月分のマンスリー・カレンダーのステッカーを貼っているが、年末が見えてきてしまった。

昼食はジム帰りの妻が買ってきた鮨。「千代田鮨」はメニューや盛り付けに変化が見られる。たとえば握り鮨の間にレモンの輪切りを置くなどの「おしゃれ感」の演出は若い女性客を意識したものだろう。

今日は非日常(旅行)から日常への移行の一日。

旅行中に撮った写真の整理(ブログ用)をしながら、旅の体験を反芻する。旅の楽しみは、準備をしているとき、旅の最中、そして帰ってから振り返るとき、三度ある。一粒で二度ではなく三度美味しいのである。しかも振り返ることは一度とは限らない。何度でも楽しめるのである。旅はいい。

カメラからSDカードを抜き取ってパソコンに読み込む。2泊3日の旅行中に撮った写真は938枚。不思議なもので、1日平均300枚というのは、意識してそうしているわけではないが、いつの旅行でも同じである。フィルムカメラの時代であれば(プロのカメラマンでもない限り)考えられなかった枚数である。

今回の旅行には2台のカメラを持って行った。メインのカメラは右側のLumix(DMC-LX5)で旅行やカメラ散歩のときはこれ。首から下げて使う。サブのカメラは左側のLumix(DMC-LF1)で普段使いのカメラ。上着のサイドポケットに入れて持ち歩く。メインのカメラにトラブルがあったときやバッテリー切れのときのために持って行ったが、結局、一度も使わなかった。

SDカードは使い切り。容量(8メガのものを使っている)がいっぱいになったら新しいSDカードを買い、使ったSDカードはデータ保存用とする。データはパソコンのハードディスクにも読み込んでいる。パソコンとSDカードどちらか一方では、パソコンが破損したり、カードが紛失・破損したらそれでお終いである。こわい、こわい。リスクは分散すべし。なお、SDカードはカメラごとに1枚ではなく、カメラを替える場合は、同じカードを入れ替えて使う。私のように日常のスナップが中心の場合、同じカードを使った方がデータの時系列性が担保できるのでよい。たまにカメラを替えて、カードを入れ替えるのを忘れて外出してしまうことがあるが、そのときは内臓メモリーに保存して、後から既存のカードに保存し直す。

SDカードはもっと大きな容量のものもあるが、使っている途中でSDカードが破損したり紛失したり(カメラごと紛失することだってあるだろう)したら失われるデータも、精神的ショックも、大きい。ショックの大きさは容量に比例する。また、カメラを使ってのデータ検索にも時間がかかる。そういうことを考えて、SDカードは8メガが最適というのが私の結論である。

整理した写真の一部は、ブログに載せる、プリントして日記帳に貼る、メールに添付したり小さくプリントして葉書(礼状)に貼って旅行中にお世話になった方に送る。感謝の気持ちというものは、胸の中にとどめておいてはいけない。

夕食は秋刀魚。初秋刀魚である。

私にとっての秋の三大味覚は、秋刀魚の塩焼き、松茸ご飯(あるいは土瓶蒸し)、カキフライである。まず1つをクリアー。