8時、起床。
トースト、サラダ(鶏のササミ、トマト、レタス)、紅茶の朝食。
坂井先生と松本散歩をしているとき、「どうしてブログの朝食の写真にはフォークが写ってないの? と妻が聞いてくれといわれているんです」と言われた。理由は2つ。第一に、サラダはフォークでなく箸で食べているから。第二に(その箸が写っていない理由)、 箸を写真に入れるためにはその分だけカメラを「引き」で撮らないとならないから。食べ物をアップで撮りたいわけです。
でも、お世話になった坂井先生の奥様に敬意を表して、今日(から?)はいくぶん「引き」で撮りますね(笑)。
今日から9月である。大学はまだ夏休みであるが、8月と9月では夏休みらしさが違う。実際、9月の土日は会議や(大学院の)入試や学会やらで大学に出ることが多い。夏休みらしさは半減する。
書斎で使っているノートパソコンには向こう4カ月分のマンスリー・カレンダーのステッカーを貼っているが、年末が見えてきてしまった。
昼食はジム帰りの妻が買ってきた鮨。「千代田鮨」はメニューや盛り付けに変化が見られる。たとえば握り鮨の間にレモンの輪切りを置くなどの「おしゃれ感」の演出は若い女性客を意識したものだろう。
今日は非日常(旅行)から日常への移行の一日。
旅行中に撮った写真の整理(ブログ用)をしながら、旅の体験を反芻する。旅の楽しみは、準備をしているとき、旅の最中、そして帰ってから振り返るとき、三度ある。一粒で二度ではなく三度美味しいのである。しかも振り返ることは一度とは限らない。何度でも楽しめるのである。旅はいい。
カメラからSDカードを抜き取ってパソコンに読み込む。2泊3日の旅行中に撮った写真は938枚。不思議なもので、1日平均300枚というのは、意識してそうしているわけではないが、いつの旅行でも同じである。フィルムカメラの時代であれば(プロのカメラマンでもない限り)考えられなかった枚数である。
今回の旅行には2台のカメラを持って行った。メインのカメラは右側のLumix(DMC-LX5)で旅行やカメラ散歩のときはこれ。首から下げて使う。サブのカメラは左側のLumix(DMC-LF1)で普段使いのカメラ。上着のサイドポケットに入れて持ち歩く。メインのカメラにトラブルがあったときやバッテリー切れのときのために持って行ったが、結局、一度も使わなかった。
SDカードは使い切り。容量(8メガのものを使っている)がいっぱいになったら新しいSDカードを買い、使ったSDカードはデータ保存用とする。データはパソコンのハードディスクにも読み込んでいる。パソコンとSDカードどちらか一方では、パソコンが破損したり、カードが紛失・破損したらそれでお終いである。こわい、こわい。リスクは分散すべし。なお、SDカードはカメラごとに1枚ではなく、カメラを替える場合は、同じカードを入れ替えて使う。私のように日常のスナップが中心の場合、同じカードを使った方がデータの時系列性が担保できるのでよい。たまにカメラを替えて、カードを入れ替えるのを忘れて外出してしまうことがあるが、そのときは内臓メモリーに保存して、後から既存のカードに保存し直す。
SDカードはもっと大きな容量のものもあるが、使っている途中でSDカードが破損したり紛失したり(カメラごと紛失することだってあるだろう)したら失われるデータも、精神的ショックも、大きい。ショックの大きさは容量に比例する。また、カメラを使ってのデータ検索にも時間がかかる。そういうことを考えて、SDカードは8メガが最適というのが私の結論である。
整理した写真の一部は、ブログに載せる、プリントして日記帳に貼る、メールに添付したり小さくプリントして葉書(礼状)に貼って旅行中にお世話になった方に送る。感謝の気持ちというものは、胸の中にとどめておいてはいけない。
夕食は秋刀魚。初秋刀魚である。
私にとっての秋の三大味覚は、秋刀魚の塩焼き、松茸ご飯(あるいは土瓶蒸し)、カキフライである。まず1つをクリアー。