フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月18日(金) 晴れ

2011-02-19 01:43:26 | Weblog

  7時、起床。ソーセージとキャベツの炒め、ご飯の朝食。8時に家を出て、大学へ。この時間、京浜東北線は後ろから3両目の車輌が女性専用である。私は前の方の車輌に乗るので、様子はわからない。品川駅で女性専用が解除されるのだが、当然、解除された直後は女性客ばかりだろう。そこに男性客が乗り込むのはかなりの度胸を必要とするのではないだろうか。そのあたりの様子を観察してみたいと思うのである。
  今日も昼食と夕食は弁当だった。私は決して弁当が嫌いではない。運動会や遠足のときの弁当、旅上で食べる駅弁は楽しいものである。しかし、連日の弁当、いや、弁当的生活は楽しいとはいえない。弁当的生活とは、食べたい時間に食べたい場所で食べたいものが食べられない生活である。つまり「食べる」という行為についての自由がない生活である。弁当そのものが美味しいかどうかとは別問題である。

  9時に大学を出る。電車の中で留守電に気づき、1417に電話をして、メッセージを聴く。ある人が亡くなったことを知る。それまで頭の中であれこれ考えていたことが、一瞬のうちに、どうでもよくなる。人の生死と比べたら、たいていのことはどうでもよいこと、どっちでもよいことである。