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フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月5日(土) 晴れ

2008-07-06 02:20:33 | Weblog
  昼から大学へ。今日は早稲田社会学会の大会がある。昼食(「たかはし」のお弁当)を食べながらの理事会。その後、シンポジウム。今回は60回大会ということで(還暦だ)、「戦後日本社会と早稲田社会学」というテーマで、歴代の会長である佐藤慶幸先生、正岡寛司先生、浜口晴彦先生(いずれも早稲田大学名誉教授)にお話をしていただいた。お話は『社会学年誌』の次号(50号)の特集論文として掲載することになっている。私はまた3年間、編集担当理事を勤めることになったので、早急に新しい編集委員会を組織しなければならない。シンポジウムの後の懇親会場で坂田先生と榎本先生を捕まえて、編集委員になってくださるようお願いし、快諾を得る。
  懇親会を終え、帰る途中、あゆみブックスに立ち寄る。本を3冊レジにもっていって支払い(4500円)をしようとして、財布に千円札一枚しかないことに気づく。学会費と大会参加費と懇親会費を支払ったことを忘れていた。カードが使えるか尋ねたら、私が使っているカード(JCB)は使えないことがわかった。こういうときのために、というわけではないのだが、手帖に千円札を3枚挟んである。財布の中の千円札と合わせて4000円。あとは小銭入れの中に500円入っていれば支払いができる。恐る恐る小銭入れを開いてみると、ありました、五百円硬貨が一枚。なんという予定調和。神の見えざる手。レジの人も苦笑しつつ安堵の表情をを浮かべる。まさに身銭を切って購入した3冊の本は以下のとおり。

  佐藤郁哉『質的データ分析法』(新曜社)
  網野善彦ほか『「日本」をめぐって 網野善彦対談集』(洋泉社)
  斉藤孝『人を10分ひきつける話す力』(だいわ文庫)

  東京駅のホームで電車を待ちながら、自販機からカルピスウォーターを購入。乾いた喉を潤す。今日も暑い一日だった。帰宅して、小銭入れの残金を確認したら、109円であった。大人の財布の中身ではない。

         
                     頑張れ、ニッポン!