7月某日、新宿で劇的な出会いを果たした沖縄の『エイサー』。その踊りと音楽と太鼓のカッコよさに、もうガッツリやられた我々は、本場沖縄市コザの「全島エイサー祭り」が9月にあることを知り、衝動的に旅行を決めました。申し込んでから、こんなに長い休暇は写真館を継いで以来はじめてであることに改めて気付き、「仕事……大丈夫かな。」と心配が押し寄せましたが、その衝動は抑えることができなくて。たまには、そんな自分たちの衝動を信じて、突き進んでみるか！って気持ちになって。
8月30日～9月1日の3日間繰り広げられるお祭りでしたが、最初の2日間はお仕事が入っていたので、最終日にギリギリ間に合うよう朝イチで沖縄へ向かいました。
「ヒコーキ、遅れちゃった！もう行かなきゃ、行かなきゃ！」と、ランチを抜き、チェックインもそこそこホテルを飛び出し、会場へ。指定席を予約してあったので別に焦る必要なんてないのに、自然と早足に。私は割といつも、わくわくしてるタイプだけど、こんなに落ち着きをなくした二代目を見たのは本当に久しぶりだな、と微笑ましく席へ向かわせ、わたしは屋台で沖縄'n ファーストフードを買い込みました。
これは、目で耳で実際に触れなきゃ、分かんない感動です。突き上げてくるものがあります。伝統を守ることや、若者たちが一所懸命に頑張ること、きちんとお辞儀をすることや、真面目に練習をして本番に備えること……。なんというか、日本人が普段シャイでつい隠してしまうけど、本当は誰もがいつも見たい・聞きたいと望んでいる『良いこと』を、全部ひけらかしちゃうような、そんな空間なんです。だから、「カッコいいだろ！」とカッコつけてないけど、「もう、自然とカッコいい。」、そんな感じ。
最後には踊りの輪に加わり（カチャーシー）、花火が上がって、興奮は頂点に！来て良かったなー、沖縄！！
エイサー☆サイコーーー！！
← 一応、踊っているつもりです…(笑)。
＜暫く沖縄旅行記 つづいちゃいます！＞