若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

アルトの松本です。

2013-09-20 23:48:56 | 音楽(足利市民合唱団)

今年から第九の楽譜が変わると聞き、「これは、ここ数年温めてきた私の計画を実行に移せというお告げ!」と勝手に解釈し、30年間貫いてきたソプラノを離れ、アルトに挑戦中です。

 

自分で音楽を聴くときに、好きな声の種類や曲などがあります。そして、それと自分の声色が全く違うので、本当に残念だなぁ、と思っていました。ソプラノも、まさに天使のように、きれいに澄んだ声で歌われるとうっとりしちゃいますが、オペラや合唱などのような舞台を観に行くと、どうしても私はアルトやメゾソプラノに惹かれます。それはきっと、自分がソプラノだからってことも大きいのかなぁなんて思ってましたが、CDを聴いていても、つい内声を探してしまう癖があります。結局のところ、私が一番好んでいる音楽は、「ハーモニー」ってやつで、声がキレイに合わさった瞬間がぞくぞくするほど、好きなのです(キレイにってとこが、大変重要!)。そうなってくると、やっぱり厚みをもたらしてくれるソプラノ以外のパートに憧れるのは、きわめて自然な流れか、と。

 

専門家の先生方にお尋ねしても、今までは殆ど「間違いなくソプラノの声です。」と言われてきました。が、今回、反抗しちゃいました。どーしても、アルト歌ってみたくて。「好きでやってる合唱だもん、きっと好きなパート歌ったって許されるさ、うん。」と勝手に決めました。まぁ、ソプラノにいようがアルトにいようが、私一人動いたところで何も大きな変化がないというのが、合唱の素晴らしいところでもあるわけですが、一応「団」という組織なので、パートリーダーさんや団長さんにお許しを得て。

 

たーのーしーいーのーーーー♪

 

ぜーんぜんまだ危なっかしいし、今日も一番低い音出なかったけど(泣)、それでもなんというか、オードリー・ヘップバーンがローマで髪をショートにしたとき、こんな気持ちだっただろうな!的な新鮮さが溜まらない。「あぁ、ソプラノにつられる~。」と、嬉しそうに呟いちゃってます。

 

なんちゃってアルトから、一日も早く、ちゃんとちゃんとアルトになれるよう、こそこそ自主練、がんばりマッスル!(←浮かれてる)

 

 新しい楽譜と今までの楽譜。上部のライオンの絵は、別に落書きではなく、先生が板書したのを真面目に書き写しました。