尊敬する人

尊敬する人は沢山います。日々「素晴らしいなぁ」と思っている人もいるし、時々「あぁ、やっぱり素晴らしい」と思い出す人もいます。そして、街中で突然「あぁ、なんて素晴らしい」と突然尊敬する人に出会う時もあります。

昨日、工事のおじさんが、私の車を停めました。すると、右側は地面に掘られた深～い穴の淵から数センチ（に見えた）、左側は隣家の壁から数センチの所に、巨大トラックを入れようとしてるのです。しかも、道路はそれなりに交通量のある時間帯。私は興味深く見学しているし急いでいませんでしたが、そんな事情を工事のおじさんは知る由もありませんから、「待たせているのだから、一刻も早く！」と思っているでしょう。いやー、見事なハンドルさばきでした。マーケットの駐車場でさえ、「２台分は最低空いてないと入れられないのよ」と威張っている私からみると、それは殆ど神業でした。

少し前ですが、早朝の足利で信号待ち中。あるおじさんが、明け方まで営業している大きなビリヤード＆ダーツのお店の前をキレイに掃いていました。そして掃除が終わるとゴミをまとめて収集所に出し、隣のミシン屋さんに消えていきました。ビリヤード屋さんの人は、隣のミシン屋のおじさんがいつもお掃除してくれているなんて知らないんだろうなぁと、そのおじさんがとてもクールなカッコイイおじさんに見えました。

真似できることとできないコトがありますが、尊敬する人に出会ったら、少しでも自分改善しなくちゃと思います。