若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

合唱が大スキ

2008-04-19 23:10:58 | その他
どうしても映画館で観たかった映画(理由は→コチラ)、『うた魂♪』を観てきました。

歌っていると、賢くなくて世渡りが上手じゃなくてただ若いだけだった頃から変わりたくない部分や、年齢と共に失ってしまいたくない部分を、少しだけ守っていけるような気がするのです。守っていく?育てていく、が正しいかな。

気分の落ち込む日も、悩みがある日も、音楽室に行って、手厳しい発声練習を受け、歌っているうちにみんな忘れちゃって、「まー、明日も日は昇りますよ!」とチャリを漕いで帰路についていたあの頃とさほど変わらない自分が、自分の中にまだ残っていると実感できるのです。たとえ、しわが増えても、生足を出すことは出来なくなってしまっても、ね。

そんなことを、つらつらと思わせてくれた映画でした。

合唱ナメてんじゃねーよ!と言われないように、明日からも練習ガンバりまーす!


携帯電話(メール)の魅力

2008-04-19 11:00:41 | その他
福田首相が、「子どもの携帯はろくなことがない」と発言したそうです。たくさんの大人達が言いたかったであろうことを珍しくハッキリ言ったなぁ、と笑ってしまいました。

子どもの頃や青春時代に携帯があったらどうだったかな、と時々考えます。まず、ウチの親は「クラスで持ってないの、私だけだよぉ」という状態まで買ってくれなかったような気もするし、昔は少し風変わりだったから「私は要らない」と言い放ったような気もするし、「携帯メールしてないと落ち着かない!」と麻薬状態になったような気もするし……

有害サイトの悪影響や、いぢめの一環を担ってしまうと問題点ばかりがクローズアップされる携帯だけど、例えば面と向かっては言いにくい親への感謝の気持ちとか、つまらない喧嘩をしてしまった友人へのゴメンネとか、「○○君お願いします」と頼むのが怖くてかけられなかった男の子への電話とか、そういったものが携帯によって何か別の道を生むとしたら。いぢめられている子に、直接「負けるな!」と一緒に戦いを挑む勇気がなくても、「私は味方だよ」と携帯メールで静かに伝えることができたら。

多分、新しいツールがあまりにも急激なスピードで私たちの生活に入り込んできたから、今は問題点が目に付くのかもしれません。でも、私は結構好きなんだ、携帯。ポロロローンってメール着信音が鳴ると、郵便屋さんのババババーってバイクの音に「誰かの手紙がきたかな?」とドキドキしたのと同じドキドキを感じることができる気がするんだもん。

朝日新聞の天声人語から。
「受験費用心配しなくて良いからと父のメールに涙こらえる」
現代学生百人一首の入選作だそうです。