毎晩湯タンポを、足で抱いてやすんでる。暖かい。ぽかぽかする。朝まで効き目が持続する。火傷しないように、夏布団でぐるぐる巻きにしている。帯でかたく結んでいる。電気あんかよりこっちがいい。中のお湯はなかなか冷えない。お布団が一枚ですむ。独り寝。365日、独り寝。冬場は湯タンポと二人寝。
いま11時半近く。トイレで目が覚めちゃった。今夜はそれほど冷え込まない。満月🌕さんが気にかかるなあ。
毎晩湯タンポを、足で抱いてやすんでる。暖かい。ぽかぽかする。朝まで効き目が持続する。火傷しないように、夏布団でぐるぐる巻きにしている。帯でかたく結んでいる。電気あんかよりこっちがいい。中のお湯はなかなか冷えない。お布団が一枚ですむ。独り寝。365日、独り寝。冬場は湯タンポと二人寝。
いま11時半近く。トイレで目が覚めちゃった。今夜はそれほど冷え込まない。満月🌕さんが気にかかるなあ。
今夜の夕食は焼き肉だった。
ニンニクも焼いて食べた。
それも３個も。
臭いぞ。
明日僕に合う人は顔をしかめるぞ。
解決法は？
うん、人に会わなければいいんだ、明日は誰にも。
それでも、会ったら？
３ｍくらい離れた位置に立って話をすればいいんだ。
１
好きだねえ。と、しか言いようがない。
２
春菊の苗を、プランターから、畑に移植した。最後の最後の苗の２株。ほっておけばいいのに、ほっておかないで、丁寧に移し替えて上げた。育つに条件のいい場所に。
３
見向きもしないでもいいのに、そうしない。
４
笑わないでよ。春菊の種を一袋買ってきて、プランターに蒔いたけど、すごい量なんだ。それがみな発芽をするとすごい量になる。
５
そんなにたくさんは要らない。せめて３本ほどもあれば、一家族の一冬の料理には間に合う。
６
それをその１０倍、２０倍も、大事にする。捨てないで、大事にする。苗を畑に植え付ける。
７
そんなにたくさんの春菊をどうするの？ って、聞かれる。答えに窮します。貰いに来て下さい。
８
そうだよね、そんなに食べられはしない。
９
だから、人様に上げる。上げないとどうしようもない。
１０
でも、人様だって、好き嫌いがある。無理強いは出来ない。
１１
すると結局は余してしまう。食べないで終わることになる。
１２
そうなれば、結局無駄にしてしまうことになる。
１３
お命さまにすまないのだ、そうすると。
１４
この世でみな生きようとしているのだ。命は生きたいのだ。
１５
それは野菜だって同じ。生きたかったのだ。種になったその時点で、その願いを込めているのだ。
１６
今日、そのラストの春菊苗を畑に移植して上げた。遅れていた分、小さい。だから余計に愛情を感じてしまうのだ。
すげえっ。今夜は満月だぞ。まんまるだぞ。でかい。重たくて落ちて来そうだ。東の空に懸かっている。森が、よいしょという掛け声を掛けながら、これを受け止めている。黄金の色でわたしの夜を染め上げる。すぐには寝られそうにない。
１
いやあ、よく働いた。夕方遅くまで畑にいた。お昼ご飯にかけた時間は３０分そこそこ。あとは、外に出ていた。外に出ていると、あれこれするべき仕事が見つかる。それをちょこちょこちょこと熟（こな）した。満足した。いい気持ちがする。まだ元気だぞーって威張ってみたくなる。
２
プランターに種を蒔いていたキャベツ苗が１０ｃｍほどに育った。種を蒔くのが遅かったのだ。で、ちょっと足を運ばないうちに、草にまみれていた。ヒヨコグサは生命力旺盛だ。覆い尽くしてしまいそうになっていた。まずこの草取りをした。不注意で、草といっしょに抜いてしまったのもあった。１０株ほども。
３
枯れない内にと、すぐにこれを裏の畑の一隅に移植してあげた。といっても、裏の畑も、畝を作ってあげないと移植は出来ない。これに可成りの時間が掛かった。ともかく移植が完了した。キャベツ苗がよろこんだ。「檀那様ありがとうございます。これで生き延びられます」とお礼を言っているのが聞こえて来そうだった。
午前中、友人が来た。台所でお茶を飲みながら、男二人で正午近くまでお喋りをした。大きく成長したヤークンを２個持って来てくれた。自分も人から頂いたものらしい。おいしかったからと言って持って来てくれた。友人とは有り難いなあ。
ヤークンは南米アンデスが原産地。ネットで調べた。キク科の根菜。薩摩芋に酷似していると紹介されていたが、頂いたのは薩摩芋よりずっとでかい。ツクネ芋と間違いそう。古代インカ帝国の時代から食材に用いられていたという。向日葵のような花を咲かせる、とも。
抗酸化作用のポリフェノールを多く含んでいるので、血糖値の上昇をなだらかにしてくれるらしい。フラクトオリゴ糖の王様と呼ばれているらしい。便秘を解消し、ダイエット効果があり、動脈硬化の予防にもなるらしい。いいものをもらった。
友人は偉いなあ。僕だったら、そんなに薬用成分が高いなら、きっと人には分けずに、こっそり一人で食べてしまうな。そこが違う。彼は、僕にも分けてくれた。すぐに持ってきてくれた。人間の出来が違うなあ。
まだ食べていない。明日、一個を食べてみよう。サラダやキンピラ風にしてもいいらしい。食べたことがないから、恐る恐る。
４
昨日、来年の日記帳が届いた。この時期になると毎年、東京にいる友人が毎年送ってくれる。彼は会社の経営主。小学校の頃、中学校の頃までは、ただの遊び仲間だったのだが、その後が違った。彼は猛勉強をして、道を開いた。行動を起こした。それが成功した。もう次の代に社長職は譲ったらしい。でもこうして、忘れないで日記帳を送って来る。有り難い。彼は中学時代、数学の才能が際立っていた。それが物を言った。人思いの性格でもあった。
３
あ、やっと目白の声が届いて来た。ようやく山から下りて来たのだ。時計を見ると１０時半だ。梅の木の、枝と枝のあいなかに、朝ご飯用に熟し柿を載せている。吊し柿にした残りだ。僕の慈善事業はこれくらいが関の山。スケールがちっこい。
２
着替えたから何処かに行ってもいいが、行く当てがない。防寒着を重ね着したので、雪達磨のようになっている。
（雪達磨には手がない。足がない。それで安定が取れている。だから達磨なんだな）
静かに野良仕事をするには寒すぎる。もう少し気温が上昇してきたら、春咲きの草花を植え込んだ花壇に、どさりと有機肥料を施肥してあげよう。
