<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

わたし流の万葉集観賞。柿本人麻呂の歌を取り上げる。

2019年12月18日 11時35分53秒 | Weblog
ひむがしの野にかげろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ     柿本人麻呂 万葉集 巻1

日の出前である。うっすら白い月が落ちかかっている。東の空からは光が憧れが立ち上がるようにして、あかあかと昇って来ている。その両方を見ている。右に左に。作者は早起きをしたのだ。いや、旅に出ていても、あれこれ昔のことが思い遣られて、寝もやらなかったのだろう。軽皇子(文武天皇)とともに狩をして阿騎野に赴いて来ている。歌は皇子に献じられたもののようだ。「かぎろひ」は旭日の余光のことらしい。


叙景歌。歌を作ってはじめてその場に風景があざやかに立ち上がって来る。輝いて来る。だから風景を美しく見るためには、呼び水としての歌が必要なのだ。それで、しみじみと風景を見渡して賛美できる。感応できる。
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一食くらい食べなくてもいいな

2019年12月18日 11時11分59秒 | Weblog
雨が降りそうな空模様になって来た。薄暗い。降るのかな。いやに気温が高い。12月の中半だというのに、なんだろう、15℃を超えている。風は止まっている。

今日は一人留守番の日。お昼はどうしようかな。一食くらい食べなくてもいいな。腹が減っているわけでもない。腹が減るようなことは何もしていないからな。

お、日が射して来たぞ。明るくなって来た。もつのかな? 寒さが戻って来てくれないと、干し柿が黴を生やしてしまう恐れがある。お正月の贈答にと踏んでいるが。




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赤く染まって絡まり合う蔦のように

2019年12月18日 10時26分05秒 | Weblog
明を伴わない闇はないが、闇を伴わない明もない。地上では。娑婆世界では。正義と不正義もこのルールを免れない。

おれは正しい人間だ。おれは正しくない人間だ。この二つは絡まり合う。赤く染まった蔦のように絡まり合う。

明だけだとそれは明にはならない。闇だけだと闇にはならない。明を思っていないと闇にはならない。闇を抜け出してこないと、明の明るさが受け止められない。

この世で闇の深さを味わった者、悪人が、次の世で光の輝きを輝きとすることが出来る。そのための地上の闇。

出口の見つからない闇だから、死という出口が明るさを爆発させて来る。
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中と外との相違 その重さ

2019年12月18日 10時00分29秒 | Weblog
「ゲス」は「下衆」「下種」「下司」などの漢字が当てられている。

辞典ではこうある。
① 身分の低い者。使用人。「下種男(げすおとこ)」「下男(げなん)」
②心の卑しいこと。またはその者。「げす根性」などとも使う。

こころにX線投射をすれば、こうなるだろうなあ。僕はこう映し出されるだろうなあ。そうではないというふうに装ってはいるが。pretender(偽る者、詐称者)、fake人間だものねえ、僕は。

思い返すことがたくさんある。記憶の中で、それが消えないで毒茸のようにして繁茂している。夢の中にもそれが現れる。目覚めて、我が正体にぞっとする。

ぞっとしながら、法華経を朗読している。わざとらしくしてすまし顔で。嫌なヤツだ、まったく。
いつも<考えていること>と<やってること>が別物になってしまう。

親鸞聖人が、こう戒めている。「牛盗人に見られるとも、ゆめゆめ仏法者と見られまじく候」 
周りからは牛盗人(うしぬすっと)と見られていなければならない。仏法者などと見られるようであってはならない、と。<中と外の相違の重さ>に耐えかねていたかもしれない。
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今日から友人と山の湯の温泉宿で二泊

2019年12月18日 09時41分43秒 | Weblog
今日お昼から友人と一緒に温泉宿に泊まる。近くの温泉宿に2泊。持ち込み可。安い。2食付いて一泊5800円だから。夜は香魚の焼き魚セットが出る。朝食もおいしい。山の中の温泉宿だから、湯に浸かる以外にすることがない。湯は温め。浸かっていないと寒い。

ただのんびりのんびりするしかない。日本の童謡ハーモニカ・コンサートをするか。読む本を鞄に詰めて行こう。山坂が多いから、自転車サイクリングは無理だ。

彼は、朝のウヲーキングを欠かさない。いつもたっぷり歩いて来る。歩くところはいっぱいあるが、猪が出没するから一人じゃ危ないぞ。でも、こちとらは彼の歩くスピードには、とてもとても、ついていけないので、断念をする。


ブログは、従って、この間は書けない。待っていてくれる人が一人くらい居てくれるかなあ?


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12月の僕の投稿詩 「冬空」

2019年12月18日 09時32分52秒 | Weblog
「冬空」

日頃は何もないのに暗い顔をして
鬱憤を吐き散らしているけど
でもそれがこうして
ふっと止んでしまうことがあるよ
ふふふふになることがあるよ
眼前に冬の空が
寒そうに広がっているだけなのに
今日の僕はどうしたことだろう
冬空で暫く嬉しがっていられるよ
冬のどんより寒そうな空なんて
ありきたりの風景のはずなのに
今日はそれがそうでもない
あたたかい
これは僕が病気をしたからなんだ
苦しいからなんだ
こんなことがあるんだね
苦しいと冬空があたたかくなる
これは天と地の組み合わせの妙
なんだろうかね
ああ きっとそうなんだろうね


入選にはならなかった。ゆるんでいるんだろうね。弛(たる)みがあるんだろうね。
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夜中、気温が高くて汗を掻いた

2019年12月18日 09時19分08秒 | Weblog
おはようございます。といってももうそろそろ9時半。日が高く登ってきています。雨も止んで清々しい。気温が高い。夜中も、冬布団の中で、汗を掻いた。

まだ炬燵を抜けられない。これはこの爺が怠け者だからだけど。一応、野良着には着替えた。いつ外に出て行ってもいいように。

昨日午前中は、通称老人大学で、寄せ植え講座を受講した。鉢、有機培養土、化学肥料などの材料代の1000円を支払った。ストック、花キャベツ、パンジーなどの5種類の苗を手頃な鉢に鉢植えできた。

今日は先ず、その持ち帰った鉢植えの花々に水をやる作業をしておこう。
コメント (2)
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