なあんにもしないでも、一日は暮れて行くね。それがいいんだよね。ぐうたらのぼくは
なあんにもしない。毎日なあんにもしないでいる。忙しい人からすれば、もったいない
と思えることだろう。起きてトイレにかけこんで、それから顔を洗って朝ご飯を食べて
新聞を読む。もう昼が近い。昼ご飯をすます。眠くなる。だあらりんと昼を寝る。
一度くらいは外に出てもよかろうと考えておもむろに外に出る。庭を見て回る。
椅子を出してきて椅子に座る。本を読んだりぼんやりしている。夕暮れが来る。
夕食の準備をする。家族が揃ったら夕食だ。しばらくテレビを見て過ごす。入浴をすると
もう眠くなる。ごろんとなる。布団に入る。夢を見る。夜中に一度トイレに立つ。
朝が来ている。
*
とこんな具合だ。意義のあることなんてなあんにもない。自慢にできることなんて
なあんにもしていない。むしろ恥ずべきことばかりだ。
*
何かをしなければならないなんていうのは愚の骨頂だ。あれをしたこれをしたと自慢にする
ようなことは、老子先生から言わせたら、波間の枯れ葉である。
*
とまあ、老子先生に肩入れをする。ぐうたらは味方がほしいらしい。これも愚かなことだ。
なあんにもしない。毎日なあんにもしないでいる。忙しい人からすれば、もったいない
と思えることだろう。起きてトイレにかけこんで、それから顔を洗って朝ご飯を食べて
新聞を読む。もう昼が近い。昼ご飯をすます。眠くなる。だあらりんと昼を寝る。
一度くらいは外に出てもよかろうと考えておもむろに外に出る。庭を見て回る。
椅子を出してきて椅子に座る。本を読んだりぼんやりしている。夕暮れが来る。
夕食の準備をする。家族が揃ったら夕食だ。しばらくテレビを見て過ごす。入浴をすると
もう眠くなる。ごろんとなる。布団に入る。夢を見る。夜中に一度トイレに立つ。
朝が来ている。
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とこんな具合だ。意義のあることなんてなあんにもない。自慢にできることなんて
なあんにもしていない。むしろ恥ずべきことばかりだ。
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何かをしなければならないなんていうのは愚の骨頂だ。あれをしたこれをしたと自慢にする
ようなことは、老子先生から言わせたら、波間の枯れ葉である。
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とまあ、老子先生に肩入れをする。ぐうたらは味方がほしいらしい。これも愚かなことだ。