「どうしてこうも寂しいのか」
兄より先に弟が死んでしまったからだろうか。それも一因だ。「おおい、兄貴、いるか」「今夜は月を賞でて、どうだ一献」の声が掛からない。人の世は無常で儚い。それを知る。
もしも楽し事が波のように押し寄せて来たら、寂しくなくなるのだろうか。しかし楽しい波のさざ波はやがてあっけなく消え、海に潮騒がして黄昏が来る。元の木阿弥となる。
今日は、なごやかに談笑しながら通り過ぎて行く人を見ている。と、行く人行く人、寂しさとは無縁に暮らしている人ばかりに見えて来る。学校へ急ぐ若者達は颯爽とペダルを漕いで行く。エプロン姿の母親達が園児を送り出している。みな明るい。多忙で活気が溢れている。これに慰められる。我が寂しさを忘れて、両手を挙げて万歳をしたくなる。
おはようございます。秋晴れしています。いい天気です。空の色がいいですね。ぶらり外へ出て行きたくなります。何処へ?
あてもなく。久住山あたりにでも。と思うが、久住山はあまりに遠い。もっと近くがいいか。
今日は、退院後はじめての検診日。病院に来ている。待ち合い室にいる。すぐに終わるだろう。その後何処へ行こうか。
まだ起きておられる方がいらっしゃるようだ。あと20分ほどで、日付が変わる。ブログを書いたら、早速11人が読んで下さった。どなたなのか。
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退院して1週間が過ぎた。明日は検診を受けに行く。口内炎のほかには、もう痛いところはない。もらって来た薬も飲んでいない。入院費13万円を払い込むことになる。貧乏人には高額だ。
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気力体力が戻って来ない。ま、しようがないだろう。しばらくは時間がかかりそう。
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あ、甘酒ができた。電気炊飯器の蓋をわずかに開けておいて温度調節をして。一日がかりで完成した。甘い。栄養価がたかいだろう。
一眠りできた。睡眠障碍者は、これでほっとしている。一眠り、約2時間か。トイレを済ませる。やや安心している。怖い夢を見ないですんだ。やれやれ。
これから二眠りへ艪を漕ぐ。しばらくの間がある。明かりをつけておく。ブログを少し書き足す。寒くはない。
体力回復はまだのよう。すぐに疲れる。ごろんとなりたがる。力がこもらない。退院してから1週間が経過した。食欲が戻らない。体重も落ちた。
しようがないかなあ。
帰りがけに、空豆の種を一袋買って来た。種蒔き時期は10月初め。ちょっと遅れてしまった。大丈夫かなあ、まだ?
小さなポットに種蒔きをする。発芽までに相当の期間がかかる。でも、一冬かければ、なんとかなるだろう。春に花を咲かせたらいいのだから。
栽培は難しいが、楽しみがじぞくする。空豆は、花も可憐だが、食べておいしい。
通称高齢者大学の全体研修会の日、今日は。お昼からは、倍賞千恵子さんの講演会だった。「歌うこと、演じること、そして生きること」と題して。歌をたくさん、美しく歌ってもらった。いい気持ちになった。ひととき、人を魅了してしまう職業従事者って、素晴らしいなあ。