快晴。夏空が広がっている。空の色がいい。爽やかな風も吹いている。
嬉しいこともあったので、僕の心の空も晴れ上がっている。爽やかな風も吹いている。
快晴。夏空が広がっている。空の色がいい。爽やかな風も吹いている。
嬉しいこともあったので、僕の心の空も晴れ上がっている。爽やかな風も吹いている。
うんころをした。もにょろもにょろの。
うんころがわたしを去って行った。
わたしを死んで行った。
ああ、こんなところにも死があった。
両手を合わせて見送った。
わたしを生かしてくれた、その用がすんだのだ。
妙音は観世の音なり。梵音なり、海潮の音なり。
妙法蓮華経、観世音菩薩品より。
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梵音は妙音なり、海潮の音は妙音なり、観世の音なり。観世音の声なり。
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梵音は陸地を吹き渡る風の音。海潮の音は大海を吹き渡る風の音。
妙音は妙なる法の音。ダンマの音。真理に目覚めさせる音。
観世の音は、この世を対処する音。対処していくための音声。観世音菩薩のみ声である。
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山を吹き渡る風の音も、海を吹き渡る風の音も、わたしを救うという意の表現であり、わたしが救われているという証明の表現である。
おはようございます。
お天気が良くなりました。快晴の夏空が広がっています。爽やかです。光合成をする草木が光を受け取ってよろこんでいます。
僕は朝からずっと仏典の写経をしています。ただし、ノートにボールペンで。一字一字ゆっくりゆっくり丁寧に。心を文字に集中させて。
いまはちょっと休憩です。指が疲れました。目が疲れました。ごろんとします。
雀たちが数十羽、庭に来て仲良く遊んでいます。鳴き声を楽しそうに交わしながら。
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おはようございます。6時に起床しました。長い長い夜を過ごしました。何度も目を覚ましました。いまはパソコンのFMラジオでクラシック音楽を聴いています。
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雨は降っていませんが、空は灰色です。朝の日も輝いていません。風はピタッと止んでいます。外気温は25・5℃。ひんやりしています。まだこれから雨が降って来そうですね。
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天気予報では明日からはお天気マーク。どうやら梅雨が明けそうです。明けたらいきなり気温が30度を超えて来るらしい。本格的な夏日を迎えます。
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さあ、今日は何をしようかな。市立図書館に行って、借りている本を返却しなければなりません。予定はそれだけです。そこへ行けばきっと「楽しい気分」「爽やかな気分」をもらえる場所があれば、そこへ行くんだけどなあ。
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朝顔を10鉢ほど鉢植えして育てています。ベランダに並べて朝ごと開花を楽しんでいます。ここに青虫が住んでいます。今年は青虫が異常発生しています。ベランダに大きな糞がころころ転がっています。
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欲望が膨れ上がっていくだけだ。欲望の肥満体をぶら下げて歩いて行くのはは疲れるよ。重いよ。
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わたしに住み着いた欲望はわたしを一体どうしようというつもりなんだ?
何処へ連れて行こうとしているんだ?
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何処かへ連れて行ってそこで一休みをさせて上げようという魂胆でもあるのか?
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わたしはもう疲れている。肥満体をぶら下げて歩いて行くのに疲れている。重たいよ。
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休息や安寧というのは、欲望とは無関係なのか?
どうやらそうらしい。
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仏陀は「大いなる放棄」が悟りだとほのめかしている。
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欲望は放棄できるのか?
それとセットになっているさまざまな感情もいっしょに放棄するということか?
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雀が庭に来ている。遊んでいる。欲望の軽さが彼らをそこでしばらく遊ばせているのか?
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お金持ちはさぞ良かろうと思う。うらやましくなる。
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たくさんたくさん所有していたらさぞさぞ安楽だろうと思う。
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でも、それだけあったら、それを失うのではないかという心配がいつもつきまとっているのかもしれない。
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まだまだ足りない、これじゃ足りない、もっともっと欲しいと目がギラギラして落ち着かないかもしれない。
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走り回って働き詰めに働いて疲労困憊してぐったりして、食欲不振に陥っているかもしれない。
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むしろ、抱えている不安の量が、貧者のわたしのそれよりも多いかもしれない。
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いやいやそういうことはあるまい。あれこれ思い悩むわたしの不安の量もすさまじいのだ。
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人はどういう状況にあっても、不安で不安でたまらないのだ。あれをどうしよう、これをどうしようと思って、朝も昼も夜も思い悩んで、いても立ってもいられないほどの不安を抱えて生きているのだ。
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お金持ちの安楽の量と不安の量の割合は、あんがいお金持ちではない人の安楽の量と不安の量の割合に近いのかもしれない。
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安楽を殖やすと不安がそれにつれて増えてくる。これは木の葉の表と裏なのかもしれない。同じ大きさなのかもしれない。
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焚くほどは風が持て来る落ち葉かな
良寛禅師
2☆
落ち葉焚きをするくらいの落ち葉ならば風が運んで来てくれる。良寛さんは国上山の五合目あたりの五合庵に住んでいる。1DKだ。部屋は1部屋。三和土があって竈があって、そこで炊飯煮炊きができる。家の回りに風が運んできてくれた落ち葉を掻き集めて、それを薪にする。それくらいの質素な暮らしに甘んじている。それ以上の贅沢を望むとなると、そのやり方では間に合わない。五合庵を出て行かねばならない。
3☆
人は贅沢な暮らしがしたいので、それでは落ち着けない。良寛様のような質素な暮らし方では落ち着けない。こちらから進んで上等上質な幸福材料をたくさんたくさん集め来なければならない。風がその日に運んできてくれた分で間に合わせるような「その日暮らし」ができない。それ以上を望む。それ以上が満たされたらまたその上のそれ以上を望む。だからいつも不満足である。きりがない。今日の満足で落ち着けない。
4☆
与えられているその範囲内で生きるという暮らしぶりがいかにもいかにも貧しく感じられるので、範囲を逸脱することに情熱を燃やすことになる。
5☆
良寛禅師はその日に風が運んできてくれた落ち葉の量で煮炊きをする。一人暮らしだから。1合のお米で足りる。お米は里を回って里の人からいただいてきただけしかない。「それ以上」をしないのだ。与えられている分を超えないでいられるのだろう。欲望を捨ててないとできない。
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お殿様が良寛様のために大きなお寺を建ててあげようとなさったらしい。それをお断りになったらしい。
7☆
良寛様だけにではなく、われわれも落ち葉くらいは与えられているのである。自然界が与えていてくれるのである。でもそれには見向きもしない。もっとハイレベルな暮らしをしているからである。
8☆
落ち葉はその一例である。自然界はそれ以外にもたくさんたくさん与えてくれている。空気もそうだ。光もそうだ。水もそうだ。草や木もそうだ。花や実もそうだ。山や川もそうだ。その範囲内で生きていけるようにしてあるのだが、その範囲がいかにもいかにもつまらなく見えてしようがないのである。近代化は範囲を逸脱することで成り立っている。そうしないと進歩や繁栄が勝ち取れないからだ。
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そんなことこんなことを思った。良寛様の意図にはないことまでを思った。落ち葉を焚いて暮らしていきなさいというようなおこがましい意見をここに込められているはずはない。
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じゃ、わたしはどうだ。
わたしの暮らしも満足の今日にはいない。毎日毎日不満足の地獄の中で暮らしている。だから、あれもこれもつまらない。
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外気温は26℃。部屋は網戸にしている。しかし、風もないらしい。半袖半ズボンで過ごせる。暑くも寒くもない。
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天気予報では今日も終日雨が降り続くらしい。おやもう小雨が降り出してきたようだ。植物は日照不足だろう、これじゃ。
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雀が庭の餌場に来て朝ご飯を食べている。にぎやかだ。ちゅんちゅんちゅんちゅん、嬉しそうに鳴き交わしている。ざっと見て30羽ほどもいそうだ。
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チョット物音がすると一斉に飛び立っていく。そしてまたしばらくすると戻ってくる。ほかにすることもないから、これを終日眺めて過ごす。
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カラスもときどきやってくる。両手をパンと打つ。餌場まで5~6mほどの距離しかない。カラスが羽音高く飛び上がる。
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庭にはまだ大輪の百合が咲いている。赤と白の中間の色。草丈が2m近くもある。カサブランカの系統だろう。華やかな気分にさせてくれる。
おはようございます。7月28日、火曜日です。雨はいまは降っていません。空は相変わらず銀鼠色をしています。
庭に出て行って雀に食べてもらうくず米を、餌場にどっさり撒いてきました。餌場は4カ所あります。
半ズボン半袖シャツ姿で行ったのですかさず蚊に食われてしまいました。痒いなあ。
ふふふふ、何か楽しいことがないかなあ。楽しいことが何かあればいいけどなあ。一日中にこにこしていられるのになあ。
でもそれって、自分で見つけるものなのかも。見つけようとすれば、案外何処にでもふんだんにあるのかも。