OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

深夜の嗚咽

2012-01-03 18:09:05 | Weblog
夜中
押し殺した嗚咽が聞こえてきた。

夫が
こっそりと泣いているのだ。

わたしは
そのまま寝たふりをした。

きっと彼は
一人で泣きたいのだ。

2012-01-03 18:00:02 | Weblog
心配しないで欲しいのだけど
わたしは自ら命を絶つ気はない

逆に
今ほど生き延びることに
細心の注意を払ったことはないと思う

それは
わたしだけでなく
家族全員がそうだと思う

なぜなら
誰もが自分のためにではなく
残されるもののために
生き残らなければならないと
強く思っているから
もちろん、わたしもそうだから

けれど
ふと魔に掴まれる瞬間というのがある
それを、先日、体験した

三宮の街
歩道橋を歩いていた
歩道橋の下
車はひっきりなしに往来していたけれど
歩道橋の上に人影はなかった

気が付けば
わたしは欄干を握り締めて
下の車道を見つめていた

なぜ
そんなことをしていたのか記憶がない
別に飛び降りようとしたわけでもない

魔に出遭うって
こういう瞬間なのかも知れないと思った