OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

笑えない理由は何?

2010-02-26 18:37:32 | Weblog
ここ半年、けっこうお芝居を見るようになりましたが、基本的に笑えるものが好きです。映画や小説の好みと同様、高尚なのはちと苦手だったりします(^^;。

深く思索を廻らせるというのは、意識して頑張らないと出来ないことだと思うのですが、笑いなんて、日常の生活のそこここに転がっているものですから、とても簡単なことのように思えます。

もちろん、笑いにもセオリーがあって、笑える言葉の組み合わせ、タイミング、間、笑える表情、状況など、既存の笑いを細かく分析して再現する、あるいは再構築するなんて、技術的な探求も可能だとは思いますが・・・本来は、そこここに転がっている笑いこそが本物だと思うし・・・だから、笑いは、とても簡単なことなのだと思うのです。

けれど、本来、簡単であるはずの笑いなのに・・・時々、素晴らしいお芝居ができる立派な役者さんのコミカルな演技に、どうしても笑えなくて首を捻ってしまうことがあります。

どうして笑えないのか、自分でも不思議で、何度も繰り返して見てみたりもするのですが・・・間も悪くない、表情も悪くない、台本もちゃんと作られている、なのにやっぱり笑えなくて、どうしたものかと困ってしまうのであります。

ただ、それでふと思ったのは・・・笑いは立派であってはいけないのかなと。それ以上のことは、いまだ全く分かりませんが・・・少なくても立派であってはいけないのじゃないかと、現時点ではそんな風に思っているのでありました。