ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

今こそ復讐の時

2023-03-21 16:19:26 | 社会・政治・一般
以前にも書いたが、亡くなった安倍・元首相の官僚不信は相当なものであった。

だからこそ首相官邸機能を強化して、各省庁から集めたやる気のある若手官僚と自民党若手議員たちを使って、霞が関主導ではない政策を推し進めていった。菅・元首相は当時、官房長官として安倍氏を補佐していたので、この二人が政治の中心に居た時は、霞が関は押し黙っていた。

しかし岸田首相になると、これまで我慢を重ねてきた霞が関の官僚たちの復讐が始まった。既に安倍氏は故人なので、安倍氏の配下で辣腕を奮っていた国会議員たちをターゲットにしたようだ。

ただ霞が関のエリート官僚は絶大な権限を持ちながら、権限を行使しての結果責任を問われるのを異常なくらい厭う。だから安倍氏の下で活躍してきた国会議員どもを攻撃するにしても、決して矢面には立たない。

幸いお調子者は野党に数多いる。役所の責任をあやふやにした行政文章を利用して、野党議員を利用して自民党の政治家を攻撃させた。それが現在、国会を騒がせている高市と小西の言い争いだと思う。

ご存じのとおり日本のマスコミは、反自民こそ正義の報道だと信じ込んでいる。霞が関のエリート官僚の手の平で踊る野党議員こそ正義で、自民党は早く下野しろと勇ましい。

自民党を批判するのは大好きだが、霞が関の官僚たちの主導してきた政策を批判する脳みそがないのが日本のマスコミの最大の欠陥だ。安倍・元首相の官邸主導型政治に憤懣やるかたなかった霞が関の復讐に乗せられているだけのアホな野党とマスコミ。

まるで森友加計問題と同じ構図である。そうそう、日本のマスコミが一番苦手なのは、自らの愚行を反省することでした。私も忘れっぽいね。

追記 明日は一日出張なのでお休みします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 再びPK負け | トップ | 公共放送にあらず »

コメントを投稿

社会・政治・一般」カテゴリの最新記事