ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

党名変更?

2017-12-25 12:26:00 | 社会・政治・一般

誰か、いい加減に教えてやってほしい。

またしても民進党が揉めている。既に脱党者が相次いでいる危機的な状況であるにも関わらず、何を揉めているのかと思いきや、党名の変更だとか。

馬鹿じゃなかろうか。

党名変更すれば、支持が戻ると本気で考えているのか?

それが誤魔化しに過ぎないことを有権者に見透かされていることに、何故に気が付けないのか不思議でならない。

そもそも、民主党政権に止めを刺した衆議院選挙で大敗したことを真摯に反省してこなかったからこそ、有権者の支持を失くした。この現実を直視せず、党名変更で誤魔化そうとした。

どう騒いでも、安倍政権を退陣に追い込むには役不足な「森友、加計問題」に拘り、あくまで自分たちは正しい、安倍政権は悪い政治、だから民進党に清き一票を!

本当の原因を無視して、上っ面の反省だけで済ませたことに何故に気が付けないのか。なぜ民主党は政権を取れたのか、そしてなぜに民主党は政権から転がり落ちたのか。

有権者が小泉から麻生までの自民党政権に満たされぬ不満を抱いたが故に、民主党は政権を取れた。しかし、その民意を無視して自分たちが長年主張しながら多数派の支持を得られなかった陳腐な政策の実現に奔走したからこそ、民意を失った。

ただ、それだけだ。

本当のことを言えば、今の安倍政権は決して盤石ではない。日本各地に不満は渦巻いている。しかし、その不満の受け皿がない。枝野の立憲民主党は、その受け皿ではなく、単なる少数派の開き直りに過ぎない。

民主党の出がらしであり、敗残者に過ぎない民進党にもチャンスがない訳ではない。それは過去の過ちを認め、まず自らが劇的に変わることを立証すれば、再び国民の目が向く可能性はある。

しかし、おそらく無理だろう。アメリカの核の傘に守られながら、経済だけにまい進してきた現実を無視して、護憲だ、非核だと脳内お花畑で虚ろな平和の舞に酔い痴れていた臆病な善人ぶりっこに、過去の過ちを糺す勇気はあるまい。

繰り返すが、自民党も実際はかなり失政をやらかしている。だが、他にまともな政党がない。だから安倍政権は長期政権となってしまった。

野党をここまで堕落させたのは、やはりマスコミの責任が大きいと思う。その堕落した野党にしがみ付く少数の有権者も同罪ですけどね。

コメント
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