気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

傘寿を迎えて

2019-01-17 22:15:20 | Weblog
平成最後の正月が明けて、早や一ヶ月近くが過ぎた。知人・友人たちが高齢になり、頂く年賀状も年々少なくなっていく中で、今年も昨年と変わらない年賀状を頂いた。しかし添えられたコメントを見ると、体力が衰えたとか、これからの年賀状はご辞退したいと言ったたぐいが多くなった。今年の誕生日には傘寿を迎える高齢になるのだから仕方の無い亊かも知れないが寂しい限りである。最近TVや新聞でも老人問題が良く取り扱われ目にする機会が多い。番組の焦点は孤独老人が死亡した場合、遺骨や残った遺品などの引き取り手が無く問題となっている事例が殆どである。亡くなった人にとっては大切な物であっても、残された家族にとってはやっかいなゴミに過ぎないと言った問題である。生きてる者にとって生きている間に、残しておかなければ物とそうで無いものとの区分をある程度整理しておく亊が生きている者の責務だだとつくづく感じる様になった。先日も妻から本箱のスペースを大きく占めている百科事典を破棄して欲しいと頼まれた。そう言えば最近百科事典を開いた記憶が無い。必要な情報はすべてインターネットで検索出来る。よし思い切って捨てようと破棄したが、こと程さようにこれに類した処分すべき物が一杯ある。しかし問題は自分が作成した日記やアルバムの処分である。百科事典と違ってこれらの資料には人の魂が籠もっているからである。これらの資料はデジタル化すれば嵩張らずに保管出来るのでデジタル化を進めているが量が膨大で作業が大変だしデジタル遺産はデジタル遺産でその処理には、また問題が山積している。。考えてみればこの世に生を受けた証としてのこれらの資料も所詮孫の代まではそれなりの資料としての価値があっても以後は単なるゴミ同然となるのは明らかだ!と思うと人生の儚さを感じ無い訳に行かない。ああー長い色々あった人生も死んでしまっては、無の世界である亊は事実である。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿