森会長の辞任

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が今年の2月3日行われたＪＯＣ評議委員会でオリンッピック憲章に反する発言で世論が沸騰し当初辞めないと言っていたが世論の圧力に押し切られて2月12日になって辞任した。オリンッピック憲章に反する発言とは「女性が沢山入っていると、理事会は時間あがかかる」と女性蔑視の発言したからである。森さんは謝罪した上で、問題発言を取り消したが、、オリンッピックの重要な地位にある者が、民族や性別の平等を謳うオリンッピック憲章に反する発言したと言う事は、数字や地名を間違えて発言したのと違って、常々そう言った考えを持っているから言葉に出て来る発言であるので、発言を取り消したからといって、それで済む話では無い。そんな考えを持つ人物がオリンッピックの重要な職務に就いていて良い筈が無い。直ちに辞職すべきであった。
今回の東京オリンッピック・パラリンッピックはトラブル続きだ。先ずオリンッピック会場となる国立競技場の建設、建設費が高すぎると工事寸前になって設計を見直した。次にオリンッピックの華であるマラソン競技を東京は暑いからと北海道で行う様変更された。
次は開催間近になって、世界的に新型ウイルスが蔓延し1年延期され。今年の7月開催の予定であり。そして今回の女性蔑視発言である。
これだけトラブルが続くと、東京オリンッピック運営の基本的な改革が必要と思われるが、ともかくウイルス汚染が早急に沈静化し、オリンッピックが恙なく開催出来る様祈るのみである。