本気

2012-04-18 | リハビリ
セキソンになると病院で手術をして、車椅子で生活できるようにリハビリが始まります。患者(私)に説明なんかなく、病院の考えで進んでいきます。患者がひどい状態でも、粛々とリハビリは進んでいきます。さすがに見かねて少し休んでからと言われたり、ストレッチャー型の車椅子を用意してくれたりしました。

ここまでは「普通」です。5・4病棟があるのを知った私は、病棟で立って歩くリハビリを希望しました。やらせるほうがどんな考えかはわかりませんでしたが、「歩けるようになるか」の問いには全員無言でした。それでもベッドから車椅子への移乗、平行棒での起立、歩行器での歩行、ロフストランドクラッチでの歩行ができるようになりました。一ヵ月半くらいは2・4病棟にいましたので、5・4病棟2ヵ月半でここまでできるようになりました。180日ルールなどの説明を受けて「もうする事がない」といわれて、退院を言われました。

もう一ヶ月入院(よそでいちからはじめるのがイヤだった)をお願いしました。私も本気でしたが、病院も本気だったと思っています。

「普通」で終わらせるか「本気」をやっていただけるかは、患者しだいかなと思っています。私自身医療の知識、情報を持っていなかったのがよかったと思っています。専門家(医療従事者)に任せたら、何も知らないほうが、うまくいくと思っています。付け焼刃の知識(も、持っていなかった)をひけらかしていたら、嫌われていたと思います。

労災で手術の説明を詳しく受けたとき、数パーセントの確率で死亡例があると聴かされたらビビリました(笑)。知らなかったんだから、教えてくれなくてもいいのに。
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