徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

にっぽん紀行「約束のサクソフォン~鹿児島・沖永良部島~」

2010-09-23 17:27:20 | テレビ
 日本一の実力を誇る小中学生のジャズバンド、リトルチェリーズにいた小学6年のあゆみちゃんは、父親の仕事の都合で、鹿児島市内から沖永良部島に引っ越すことになった。別れ際に顧問の大西先生は、「夏に島へ演奏会に行くので一緒に最後の演奏会を開こう!」とテナーサックスを貸してくれた。島の小学校では心ならずもドラムをまかされたあゆみちゃんは演奏を楽しむことが出来ない。やがて夏が来て、かつてのバンド仲間たちが島へやって来る。大西先生の以前と変わらぬ厳しい指導を受け、仲間たちとリトルチェリーズとして最後の演奏をし、過去との訣別をする。涙を流しながら一生懸命サックスを吹くいたいけなあゆみちゃんの姿を見ながら、涙をこらえることができなかった。転勤族として、何度も子どもたちに転校を強いた僕としては、あゆみちゃんのような子どもの姿を見るのはつらい。