徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

高校生の祭典 「総文&総体」始まる!

2012-05-31 20:52:31 | 熊本
 平成24年度の熊本県高等学校総合文化祭および熊本県高等学校総合体育大会が明日から始まる。それに先立ち、今日は毎年恒例の熊本市内パレードが行なわれた。マーチングバンドの音をすぐそばで聞いていると、心の内からゾクゾクする感じがたまらない。明日からどこの何を見るか、高体連および高文連のWEBサイトを見ながらスケジュールを立てるのがまた楽しみだ。
▼マーチングバンド
 熊本工業高校、専修大学玉名高校、玉名女子高校、東海大学付属熊本星翔高校
 八代白百合学園高校、文徳高校、牛深高校、河浦高校、苓明高校、苓洋高校
 天草工業高校、熊本農業高校、阿蘇中央高校、熊本中央高校、松橋高校、慶誠高校
 八代工業高校、水俣工業高校、大津高校、秀岳館高校、八代南高校
▼バトントワリング
 第一高校
▼郷土芸能
 鹿本農業高校、必由館高校、牛深高校、秀岳館高校


「めざせ!NHKの星」

2012-05-30 13:02:21 | テレビ
 NHK・Eテレで毎週土曜日の夜放送されている「めざせ!会社の星」(NHK名古屋放送局制作)は番組開始当初から見ている好きな番組の一つだ。会社員時代のことを思い出しながら、アンジャッシュの重役と若手女子アナの秘書が絡む軽妙なMCを楽しんでいる。この番組の3代目の秘書として、3月まで熊本放送局にいた池田伸子さんが就任した。初任地の熊本に3年、何度か千葉城の放送局へ通勤する彼女の姿を見かけたことがあるが、そろそろ転勤のはずだがどこへ行くのかなと思っていたら、なんと!この番組に登場した時にはビックリした。この番組の秘書を務めていた初代の橋本アナも2代目の杉浦アナも今は東京のセンターで人気アナウンサーとして活躍中だ。池田さんもぜひこの番組をステップに飛躍してほしい。「めざせ!NHKの星」。

熊本の風景今昔 ~ 西出丸から一、二、三の天守を望む ~

2012-05-29 22:07:35 | 熊本
 美術館の帰りに西大手門をくぐりながら、そう言えば西出丸から撮った古写真があったなと思いながらデジカメを構える。だが、頬当御門の正面からは大天守が木の陰に隠れてほとんど見えない。西出丸広場の真ん中まで回り込んでなんとか三つの天守が収まった。それぞれの大きさのバランスが違うのは撮った角度が違うせいだ。この古写真もたしか冨重写真所蔵のものだったと思うが、右側から一の天守、二の天守は西南戦争で焼け落ちる前の姿。従って、今日の写真に写る左端の宇土櫓こと三の天守だけが古写真と同じものが写っているわけだ。こうやって見ると宇土櫓の右上がりの傾斜がよくわかる。


今日の風景


明治初期の風景

細川佳代子さんの心の旅 ~ 花は花なれ人は人なれ ~

2012-05-28 19:39:21 | テレビ
 細川家十八代当主夫人・細川佳代子さんが、同じ細川家の嫁という視点から、細川ガラシャゆかりの地を巡りながら、ガラシャ夫人の真実の姿に迫る心の旅。滋賀県大津市の坂本城、京都府長岡京市の勝龍寺城、大阪市玉造の細川屋敷跡、幽閉されていた京都府京丹後市の味土野などを巡って行く。今週末にBS日テレで放送されるのでネタバレしてはいけない。内容はこれ以上書かないことにする。
 番組を見ながら、僕はガラシャ夫人の生誕地である坂本には何度も行っていることに気づいた。ちょうど20年ほど前になるが、僕は滋賀県の彦根に勤務していて、工場現場に10年ぶりの大量採用をするというので滋賀県内の高校をくまなくリクルートして廻った。琵琶湖を何周したろうか。その中で坂本は比叡山高校へ行く途中、何度か立ち寄った。しかし、その頃はガラシャ夫人の生地であることも知らなかったし、また仕事のことで頭がいっぱいだった。今思えば残念なことをしたものだ。


細川家の菩提寺、泰勝寺のある立田山の桜が満開の頃の撮影のようだ。


このガラシャ像を描いた内田青虹さんとガラシャ夫人とのサプライズな関係とは?


ガラシャ夫人が2年間幽閉された味土野


幽閉中に詠んだ歌

春の宴 千秋楽(その2)

2012-05-27 22:27:03 | 音楽芸能
▼千秋楽口上
 毎年春秋、熊本城本丸御殿で行われる芸能イベントでは「ザ・わらべ」がすっかり看板スターになり、千秋楽の口上も板についてきた。それぞれ高校や中学を下校するとひと息つく間もなく連日の稽古や公演をこなすというハードな毎日。その健気な姿には頭がさがる。彼女たちは既に「熊本の宝」と言っても過言ではないだろう。



▼Waiting in the Wings
 「こわらべ」たちは中村花誠先生の厳しい指導も苦にしない。それはいつの日か憧れの「ザ・わらべ」のメンバーに入りたいという夢があるからだ。2、3年後にはビックリするほど変貌した彼女たちの姿を見ることができるだろう。


春の宴 千秋楽!

2012-05-26 22:49:53 | 音楽芸能
 4月13日から始まった熊本城本丸御殿「春の宴」もいよいよ今夜が千秋楽。やはりいつもより観客の出足が早い。開演30分前に大広間への入場が始まると、あっという間に大広間の畳は大勢の人で埋まった。今夜は「初午をどり」と題して2月の熊本城稲荷神社・初午大祭での演目などを中心に、約1時間半、目いっぱいの舞台が繰り広げられた。
 今年の「春の宴」を振り返ると、昨年よりもさらに芸の幅と質を高めたザ・わらべは、その名がどうかと思うほど大人っぽい踊りを見せてくれたし、こわらべの上達ぶりが著しく、「秋のお城まつり」や「秋夜の宴」、そしてまた来年の「春の宴」に彼女たちがさらにどんな成長ぶりを見せてくれるか、ますます楽しみになってきた。


目薬のはなし ~ 向台寺目薬 ~

2012-05-25 19:53:36 | 熊本
 津々堂さんのブログ「津々堂のたわごと日録」に細川忠興公の眼病の話が載っていたのでこの話を思い出した。
 わが家からも近い京町1丁目に向台寺という古いお寺がある。京町台の西南端に位置するが、上熊本方面に降りる坂には向台寺坂という名前が残っている。この向台寺、実は「向台寺目薬」と言って、かつては相当名の知れたよく効く目薬を処方・販売するお寺だったそうである。この話を僕が知ったのは、中学校の同級生Sさんのお父さんがまだ師範学校の学生だった昭和10年に、京町の歴史についてまとめたレポートの中だ。Sさんの家が向台寺に近かったので、昭和10年当時でもSさんの家に、遠方からの患者が向台寺を訪ねて来たそうである。ところがこの話には裏話があって、実はこの目薬の秘伝の調合などを元々持っていたのは向台寺からちょっと北に行ったところにある西方寺だったというのだ。その当時の住職からさかのぼること3代、つまり明らかに江戸時代の話になるが、両寺の住職が極めて仲が良く、檀家が少なくて経済的に困窮していた向台寺を助けるため、西方寺の住職が向台寺の住職に秘伝を譲ったというのだ。そしてそのことは永い間、両寺の秘密とされてきたという。なんともハートウォーミングな話ではある。ところでこの目薬の原料が気になるところだが、現在の向台寺の奥様におたずねしてみたのだが、今はもう書付けも何も残っていないそうだ。司馬遼太郎の「播磨灘物語」には「戦国武将・黒田官兵衛の祖父がメグスリノキを原料とした目薬を開発して巨万の富を得た」と書かれているので、おそらく戦国時代よりも前に既に民間療法としてメグスリノキが使われていたと思われる。
※写真はメグスリノキ

倉科カナ 3年ぶりにNHKドラマに主演!

2012-05-24 19:25:00 | テレビ
 平成21年後期の朝ドラ「ウェルかめ」で主演した倉科カナさん(熊本市出身)が3年ぶりにNHKのドラマに主演することになった。NHK津放送局制作の三重発・プレミアムドラマ「ヤアになる日~鳥羽・答志島パラダイス~」がそれだ。このドラマは1時間の単発ドラマで、「ウェルかめ」と同じく海を背景としたドラマが展開する。共演は「カーネーション」でも存在感を示した近藤正臣さんなど。最近、地方発ドラマに秀作が多く、このドラマにも期待が持てそうだ。放送は9月30日(日)夜10時 BSプレミアム。
※下は「ウェルかめ」の主演決定の時のリリース・レター


こんまり流写真整理術! ~ ときめきますか?~

2012-05-23 14:41:43 | その他
 パソコンを使っていて最近の悩みのタネの一つは、デジカメで撮った写真がどんどん増えてしまうことだ。撮った写真はだいたいその日のうちにパソコンに移すのだが、いったんパソコンの中に収めてしまうと、印刷したりブログに使ったりするもの以外はそのままずっと眠ったままになってしまう。するとあっという間にフォルダの中は何百枚という写真の数になり、今度は前に撮った写真を探すのさえ大変なことになる。整理しようと思っても、せいぜいフォルダ分けするくらいで、削除するのはなかなか難しい。ついつい「いつか使うかも・・・」と思ってしまうからだ。そうこうしているうちに写真はどんどん増え続けるというわけだ。そこで最近話題の整理整頓コンサルタント近藤麻理恵さんが提唱する整理術をやってみた。簡単に言うと、その写真を捨てるか残すかを判断する際、自分の心に「この写真にときめきますか?」と問いかけてみるのだ。すると不思議、極めて判断しやすくなり、どんどん捨てられるようになった。どうもこの「ときめき」という言葉のマジックにかけられているようだ。

城下町づくりモデル街区

2012-05-22 21:19:41 | 熊本
 今朝の熊日新聞に、熊本市の新町・古町地区に城下町の風情を残すために発足した「城下町づくりモデル街区」に、新たに小沢町通りと唐人町通りが認定されたというニュースが載っていた。これで先に認定された万町通りを含め、古町地区の3か所が認定されたことになった。これらの地区は外観補修に市の助成金が出るようになるわけで喜ばしいことなのだろう。この制度について詳しくないのであくまでも推測の域を出ないが、助成の対象になるかならないかの線引きには微妙なものがあるような気がする。新町の電車通りにある吉田松花堂の長塀はあの界隈のシンボルのような存在だが、通る度に壁の汚れと老朽化が気になってしょうがない。例えばあの長塀も補修すれば助成の対象になるのだろうか。また外観とはどこまでを指すのだろうか。とにかくあの長塀を何とか今の形のまま残してほしいと願う一人としてそんなことが気になってしかたがない。


唐人町通り

深大寺のだるま踊り

2012-05-20 19:06:39 | 音楽芸能
 先日、熊本城本丸御殿の「春の宴」を見に行った時のこと。学校が終わって制服のまま駆け付けたザ・わらべのあやのちゃんとお母さんに頬当御門の前で一緒になった。二人とも両手に衣装を入れたケースを抱えていた。一緒に歩きながら、準備や運搬が大変だという話から、お母さんが「『だるま踊り』も、もうあやのには衣装(張りぼて)がキツくなってそろそろ交代かな・・・」という話をされた。そこで僕はハタ!と気付いた。「だるま踊り」は僕も何度も見ているし、あやのちゃんが小さい頃から踊っていることは知っていたが、観客のほとんどは誰が踊っているかもわからないで見ているのだろうなぁ。このまま世代交代するのはしのびないなと、今回慌ててアップした次第である。
 この「だるま踊り」は「だるま市」で有名な東京都調布市の深大寺の盆踊りなどで踊られている唄。小平や国立に住んでいた頃、深大寺には何度か行ったが、「だるま踊り」を見たことはない。作曲したのは民謡三味線の藤本流初代家元・藤本秀丈。映像の唄と三味線は藤本喜代則と喜代則社中の皆さん。
(注)秀丈の秀は正しくは王へんに秀

▼だるま踊り(ザ・わらべ/あやのちゃんとかえちゃん)

作詞:浅田平八 補作:藤間哲郎 作曲:藤本秀丈

♪もうしもうし(ソレ) だるまさん(ハ コロコロ)
 お耳もお口もないのかな(ハ ドウシタドウシタ)
 お耳もお口もあるけれど(ソレ)
 目なしだるまでございます。(ア ソレソレソレソレ ございます)

♪もうしもうし(ソレ) だるまさん(ハ コロコロ)
 それでは 片目を入れましょう(ハ ドウシタドウシタ)
 願いが叶えば もう一つ(ソレ)
 縁起だるまのわたくしに(ア ソレソレソレソレ わたくしに)

♪もうしもうし(ソレ) だるまさん(ハ コロコロ)
 あなたに手足が ありますか(ハ ドウシタドウシタ)
 手足があるから 七転び(ソレ)
 八起きだるまと いわれます(ア ソレソレソレソレ いわれます)

♪もうしもうし(ソレ) だるまさん(ハ コロコロ)
 御利益あやかり 踊ります(ハ ドウシタドウシタ)
 みなさん一緒に 踊りましょう(ソレ)
 春のお祭り 深大寺(ア ソレソレソレソレ 深大寺)

門前小僧

2012-05-19 21:18:46 | 音楽芸能
    「門前の小僧習わぬ経を読む」(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ)

 このことわざは、普段見聞きしていると、知らず知らずのうちにその物事に習熟することのたとえである。幼い頃の数年間、泰勝寺に日参していた父はまさに“門前小僧”状態ではなかったかと思う。
 僕は会社勤務時代のほとんどを人事労務部門で過ごしたが、ある期間、労働衛生や健康保険を担当した。慣れない医療情報や仕事で接するのは医師や看護師などの医療専門職ばかりという状況にややモラールが下がり気味の僕に、当時の上司から「どうせやるなら“最高の門前小僧”になれ!」と叱咤された。仕事の内容には健康管理情報のシステム化や産業医会議の事務局、産業医・産業保健師等の採用などもあり、気がついた時には相当の医療関係の知識を身に付けていた。会社を辞めてパソコン教室を開いた時、なぜか医療関係者が多数習いに来た。それまでの経験から彼らの仕事上の悩みが理解できたので、いろいろ相談に乗っているうちに、具体的な仕事のサポートを頼まれるようになった。例えば医療データの統計解析や研究発表のプレゼンテーション作成などだ。今でも相談を受けたり、お手伝いをしたりすることがある。最近よく、僕は“最高の門前小僧”になれただろうかと昔の上司の言葉を懐かしく想い出す。これからは日本舞踊や和楽の門前小僧になれたらいいな。


泰勝寺庭園


日本舞踊&和楽

春の宴 ~ 植木をどり ~

2012-05-18 22:08:54 | 音楽芸能
 熊本城本丸御殿の「春の宴」もいよいよ終盤。今夜は「植木をどり」ということで、植木町を拠点に活躍する民謡三味線の本條秀美さんと秀美社中をフィーチャーしたプログラムだった。僕の今夜の注目は「肥後の女」と「田原坂 花音頭」。いずれも本條秀美さんの作品で、多分、本丸御殿では初披露と思われる。春の宵に“秀美節”が冴え、ザ・わらべの踊りが粋な風情を醸し出した。
 この二つの唄が作られた経緯については下の「熊本市WEB」ページをご覧あれ。

     ▼熊本市WEB

 ▼肥後の女


 ▼田原坂 花音頭

ドナ・サマー ~ 情熱物語 ~

2012-05-18 08:11:24 | 音楽芸能

 2009年12月11日、ノルウェーのオスロで開かれたノーベル平和賞コンサートにおいて大トリを務め、会場の大喝采を浴びるドナ・サマーさん。若い頃に比べると随分貫禄がついたがその声量はさすがだ。歌うはもちろん「She Works Hard For The Money 『情熱物語』(1983年)」。
 この歌は僕にとって80年代の想い出を象徴する歌のひとつだ。80年代のうち7年間は東京勤務で、バブリーな時代の始まりだった。もっともその頃はバブルなんて言葉もなかったが、飲み会の締めは必ず六本木のディスコに繰り出すのがおきまりだった。そしていつ行っても必ずかかるのがこのドナ・サマーの歌。僕にとっては40代に入る前後で仕事でも一番力を発揮していた時代だったかもしれない。ドナ・サマーもほぼ同じ世代だったから余計訃報に接すると寂しさを感じる。合掌。

花も花なれ人も人なれ

2012-05-17 17:12:56 | 熊本
「散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ」(細川ガラシャ辞世の句)

 5月26日(土)にKKT開局30周年記念特別番組として「花も花なれ人も人なれ ~細川ガラシャの真実~」が放送される。細川家十八代当主・細川護煕氏夫人の細川佳代子さんが、細川ガラシャゆかりの地や遺品を辿りながら、その実像に迫っていくというドキュメンタリーのようだ。ナレーターは昨年のNHK大河ドラマ「江 〜姫たちの戦国〜」で細川ガラシャを演じた女優のミムラ。6月2日(土)にはBS日テレで全国放送されるようだ。京都ではガラシャゆかりの府下7市町が「ガラシャプロジェクト」なるものを進めているというし、立田山の泰勝寺跡にある細川家の御廟を訪れる観光客の多くがガラシャ廟が目的のようだ。ひょっとしたらプチ・ブームが来るかもしれない。