徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ショッキングな屏風絵の変色事故!

2010-09-18 14:38:26 | 時事
 7月24日に見に行った「へるんさんの秘めごと」展の中で、そのおどろおどろしい画風で最も印象深かった、絵師金蔵の屏風絵に変色事故が起きていたというニュースはショッキングだった。しかも、その事故のため、僕が見たのはレプリカだったというのは二重にショックだ。防虫などの目的で行った薫蒸のミスから画面の一部の緑色などが黒色に変色しているというが、熊本市現代美術館は美術品のプロが集まっているはず。その程度のノウハウがなかったのだろうか。起きてしまったことを今さら言ってもしょうがないが、借りた高知県や香南市に対して、熊本県民として恥かしいし、本当に申しわけないと思う。まずは何としても修復に全力をあげてほしい。そして、二度とこの様なことがないよう、今回の事故を教訓にしてほしい。
※写真は変色が見つかった「蘆屋道満大内鑑 葛の葉子別れ」