徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

坂東玉三郎特別舞踊公演

2008-04-30 21:58:17 | その他
 熊本城本丸御殿落成記念イベントの目玉、「坂東玉三郎特別舞踊公演」が今夜、熊本城二の丸公園で行われたので、家内と母を連れ立って見に行った。開演3時間前から事前にもらった整理券を座席指定券に交換するため長蛇の列ができた。席に座れない観客も開演前から会場を取り囲み、異様な熱気で包まれた。午後7時、加藤家の蛇の目のご紋と細川家の九曜のご紋が入った陣幕と、ライトアップされた熊本城をバックに『君が代松竹梅』と『長唄 藤娘』が披露され、およそ1万2000人の観客が坂東玉三郎さんの華麗な舞いに酔いしれた。






熊日朝刊(H20.5.1)より

永山友美子アイリッシュハープコンサート

2008-04-28 22:56:55 | 音楽芸能
永山友美子アイリッシュハープコンサート」が下記のとおり行なわれます。癒しの音色と心に響くトークを楽しんでみませんか。


○と き:5月19日(月)
     開場 17:30
     開演 18:00
     終演 20:00
○ところ:日本福音ルーテル神水教会
     熊本市神水1-14-1
     TEL 096-381-3989
○チケット:2,000円
     このハガキをご持参の上、受付でチケット代をお支払いください。
○問い合わせ先
     永山友美子熊本支援隊
     高田 090-6421-6162
     村本 090-8356-5835
※駐車場がありませんので公共交通機関でお越しください。

今日の出来事

2008-04-27 19:41:17 | その他
 今日は家内の母の一周忌。玉名の家内の実家での法要に出席した。お坊さんが体調不良ということで代役の坊守さんの読経の後、ありがたい法話を聞く。今日のテーマは「年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず」。唐代の詩人、劉希夷が詠んだ句を紹介しながら、自然の悠久と人生の無常を話された。まさに家のまわりはいろんな花が咲き乱れる春爛漫。話がいっそう心にしみた。







 玉名から家へ帰ると、久留米の次男一家が来ていた。杖立の鯉のぼりを見に行った帰りだそうだ。みわもてっぺいも元気、元気。ひとしきり騒いだ後、みんなで晩ご飯を食べた。明日は会社も幼稚園も普通どおりにあるのでそそくさと久留米に帰って行った。




福原美穂という歌手

2008-04-26 22:42:19 | 音楽芸能
 今から40年以上も前、ラジオしかない学生寮で、暇な時はいつもFENから流れるソウルミュージックやR&Bを聴いていた。その頃はまっていたのがアレサ・フランクリン。黒人特有の唱法や声量に、こんな歌手は日本人では絶対出てこないなと思っていた。ところがである。「出たよ!」てな感じなのだ。それが福原美穂という新人歌手だ。しかも、ハーフでもなければ帰国子女でもない、英語が苦手な日本人の女の子らしい。まさに奇蹟ともいえるような声とネイティブのような英語の発音。天性の声に加えて耳の性能が相当優れているものとみえる。本人いわく、アレサ・フランクリンを目標にグラミー賞を狙いたいと。ほかの歌手だったら「この大ボラふきが!」と言われそうな発言も、彼女が言うと、それもあり得るなという感じがするから不思議だ。これからとにかく良い楽曲に巡り会うことを祈ってやまない。それから英会話も勉強しておいてね。グラミー賞もらった時にスピーチができないとね。


八千代座新緑狂言会のお知らせ

2008-04-25 22:04:42 | その他
 ゴールデンウィーク最終日の5月6日、山鹿八千代座で野村万禄出演による狂言が行なわれる。狂言のシテとアドの掛け合いを見ていると、今日のお笑いのボケとツッコミの原点を思わせる。日本のお笑い芸の歴史に思いを馳せるのも一興。たまには古色蒼然たる八千代座で古典芸能を味わってみませんか。


思わぬトラブルの原因は?

2008-04-24 20:01:36 | ビジネス
 Yさんちのパソコンの不具合がやっと解消した。CDなどの音楽がヴォリュームを最大にしても微弱な音しか聞こえなくなったので見てほしいと言われ、3ヶ月ほど前に一度見に行った。ソフト的な設定やハード的なつまみやボタンなどを最大にしても全然変わらなかった。パソコンショップやメーカーのコールセンターにも電話して、担当者の指示どおりにチェックしてみたが結局解決せず、そのままほったらかしになっていた。今日はもう初期化してみるしかないかと覚悟をして行ったが、もしやと思い、イヤホンジャックを差し込んでみた。そして抜いた瞬間に耳をつんざくような大音響が。なんと、イヤホンジャックの差込口の接触に問題があったらしい。つまり、ずっとイヤホンジャックが差し込まれているのと同じ状態になっていたというわけだ。そのパソコンを購入してから一度だけイヤホンジャックを差し込んだことがあるらしいが、パソコンのトラブルは予想もしないところで起こるもんだなとあらためて思い知らされた。

遂に見た!本丸御殿

2008-04-22 13:05:25 | その他

 午前10時に熊本城管理事務所に電話をかけてみたところ、今なら本丸御殿はすぐに入れるとのことだったので、母を連れてさっそく出かける。「闇(くらが)り通路」から上がり、「大広間」を通っていよいよお目当ての「昭君之間」へ。テレビ番組やそれを収録したDVDではさんざん見ていたが、実際に本物を目の前にすると不思議な感動を覚える。座敷には上がれないのが残念だが、許されるものならじっと座って一日中でも雰囲気に浸っていたい。まさに豪華絢爛な桃山文化の時代にタイムスリップしたようなひと時だった。
(注)上の写真はテレビ番組のキャプチャ画面

シナリオロケハン(2)

2008-04-21 19:54:24 | ビジネス
 今日は先月やり残したシナリオロケハンの続きで朝から荒尾へ出かけた。昨夜、あらかじめMapFan Webでプリントアウトした地図を頼りに、海達公子ゆかりのスポットを次の順序で回った。

築港(三池港)~四山神社~田宮医院~荒尾競馬場~万田駅(現荒尾駅)~万田抗~荒尾北尋常小学校(現荒尾第二小学校)~矢野文具店(現矢野文友堂)~海達家旧居跡~菊池川~高瀬高等女学校跡

 今回は特に、田宮医院の院長や矢野文具店のおばちゃんから、それぞれ御祖父や御母上から伝え聞いた公子の話を直接聞けたことは何よりも有意義だった。


築港(三池港)


四山神社


田宮医院


荒尾競馬場


万田駅(現荒尾駅)


万田抗


荒尾北尋常小学校(現荒尾第二小学校)の掲示板


矢野文具店(現矢野文友堂)


海達家旧居跡


菊池川


高瀬高等女学校跡

今日の熊本市内散策

2008-04-20 17:12:06 | その他
 今日は熊本城本丸御殿完成を記念して「くまもと城下まつり」が行なわれているので、家内とウォーキングをかねて見物に出かけた。熊本城内を抜けて市内に向かったが、頬当御門の前は予想どおり黒山の人だかり。本丸御殿はなんと3時間待ちだそうだ。御幸坂を下って通町筋へ。今日は電車どおりが歩行者天国になっていた。人の波をかき分けながら進むと、特設ステージでは地元出身の水前寺清子のショーが行なわれていた。同い年の彼女が妙に若々しく見える。ついでに買い物を済ませ、カフェで一服した後、つつじフェアが行なわれているNHK熊本放送局へ。ここも大勢の人で賑わっていた。久しぶりのウォーキングと初夏を思わせる日差しと人いきれが重なり疲れた~。


本丸御殿は3時間待ち


通町筋電車どおりが歩行者天国に


NHKつつじフェアも大勢の人で賑わう


展示されていた「篤姫」の衣装

熊本城本丸御殿いよいよ一般公開!

2008-04-20 00:27:10 | その他

 4年半の歳月と54億円の巨費を投じて復元された熊本城本丸御殿が、いよいよ今日の午後から一般公開される。現代の匠たちの技をすぐにでも見に行きたいものだが、当分は大混雑が予想されるのでしばらく様子をみるか。いや、でもやっぱり早く行きたいなぁ。家から歩いて10数分なので、その気になればいつでも行けるのだが。おそらく1回見ただけでは満足できないと思うので、何回か足を運ぶことになるだろう。30日に二の丸公園で行なわれる「坂東玉三郎特別舞踊公演」の座席指定券も入手できたし、しばらくは楽しみが続くようだ。

キャスティング

2008-04-18 06:38:13 | 映画
 映画やTVドラマでは、一つの役を二人で演じることが多い。永い年月の話になると当然、役の年齢に応じた別々の俳優さんが演じることになる。特に最近の邦画はノスタルジックな感動ものというジャンルが全盛なので、このパターンが多いようだが、中には二人のイメージが余りにも違いすぎる場合がある。
 ジョン・フォードの名作「捜索者(1956)」でフォード監督は、コマンチ族にさらわれる娘デビーの幼い頃と成長してからの役を、ナタリー・ウッドとラナ・ウッドの姉妹(写真)にやらせた。この映画はもう20回くらい観ているが、いつ観てもデビーの成長に何の違和感も感じない。何もそこまで徹底しろとは言わないが、もう少し、キャスティングには神経を使ってほしい。せっかく良い出来なのに、キャスティングに違和感を感じただけで、今ひとつ入り込めないという映画を今年も何本観ただろうか。

農山漁村の郷土料理百選

2008-04-15 13:34:26 | 時事
 昨年、農林水産省が選定した「農山漁村の郷土料理百選」が冊子になって全国に無料配布されるらしい。インターネットで面白半分に眺めている分にはどうでもよかったが、莫大な予算を使って無料配布という話になると「ちょっ!待てよ~!」と言いたくなる。そもそも農水省の目的は何なのだろう。農水省のサイトを見てもよくわからない。地域産業の振興になるとでもいうのだろうか。とてもそうは思えない。逆に妙な権威付けになって業種によっては不平を託つところが出てきはしないか。また、旅行情報としても私にとっては余計なお世話だ。
 内容的にも大いに不満がある。熊本で選ばれている「馬刺し」は断じて農山漁村の郷土料理ではない。私の知る限り、昭和30年代に一部の料理屋などで裏メニュー的に出されていたものが、だんだん人気を呼んで表に出てきたものだ。加藤清正の朝鮮の役の話など後付けで、むしろそれを知っていると食べる気にはならないのではないだろうか。自分も馬刺し嫌いだが、同じような考え方の熊本県人は意外と多い。映画「雪に願うこと」で、走れなくなった輓馬に「阿蘇に送るぞ!」というセリフが出てきた時は悲しかった。そんなに目くじら立てるほどのことではないのかもしれないが、それならそれで無駄な予算といえるわけだ。

水着今昔

2008-04-15 06:39:31 | スポーツ一般
 北京オリンピックを前に、スポーツ用品メーカーが競って競泳用水着の新モデルを発表している。どれもハイテクが駆使されている。競泳用水着ほど話題にならないが、水球用の水着も、われわれの時代と比べると驚くほど進化した。水球の場合は競技中につかまれるので、耐久性が一番要求される。従って最近では表面がコーティングされているものが多い。われわれの時代にはそんなものはないので、試合の時は特別のものを用意した。テント屋さんに行って生地を買ってきて、それを水着の形に縫ってもらうのだ。これがゴワゴワして何とも履き心地が悪かった。東京オリンピックの時、練習用プールとなっていた神宮プールのロッカールームで目撃したのだが、その頃の海外選手は二枚重ねの水泳パンツの下にさらにTバックみたいなものを着用していた。そう、当時われわれが“○○つり”と呼んでいたやつだ。最近のスマートな水着を見る度、昔の粗末な水着のことを懐かしく想い出す。

子供の将来と高校教育

2008-04-14 12:49:47 | 時事
 千葉県の県立高校で、入学金未納の新入生を入学式に参加させなかったことが物議を醸している。今日の教育行政が作り出したのだろうが、なんと心の小さな先生なんだろう。入学式が終った後にいくらでも方法があっただろうに。
 このニュースを聞いてふと思い出したのが、先月放送されたNHKの「にっぽんの現場 定時制3年4組 ~生徒急増 いま何が~」(写真)という番組だ。横浜のある高校では、定員割れもあった定時制で、ここ数年入学希望者が急増し、定員を2倍に増やしたそうだ。公立高に入れない生徒が、家庭の経済的な理由で私立高にも入れず、定時制に流れ込んできているのだという。番組では、学費と家計のために働きながら学ぶ生徒たちの実態と、卒業後に待ち受ける進路の厳しい実態とを紹介していた。格差社会のしわ寄せが、こんな子供たちに行っているという現実に心が痛むと同時に、国の予算のどれかを削ってでも、せめて子供たちが高校までは教育を受けられないものだろうかと願わずにはいられなかった。

王をノックアウトした男

2008-04-11 12:58:42 | スポーツ一般
 わが母校が選抜高校野球で優勝して50年の歳月が流れた。熊日新聞ではこれを記念して連日特集記事を組んでいる。今日の記事では、準々決勝での早稲田実業との死闘を取り上げ、王さんから決勝打を打ってヒーローとなった上村啓明さんを紹介していた。この上村さんは熊大附中の先輩でもある。熊大附小の頃、附中で野球部に入っていた上村さんから指導してもらった想い出がある。今もお元気そうな笑顔が新聞に掲載されていて、とても嬉しかった。あの大会の時、上村さんはまだ高校1年でレギュラーに抜擢され、今思えばわれわれ後輩は上村さんに感情移入して応援していたような気がする。そしてその上村さんが、高校球界のスーパースターだった王さんからヒットを打ってそれが決勝点になるなど夢にも思わなかった。この試合の後の準決勝で、母校はなんと同じ熊本の熊本工業と対戦する。5対2で母校が勝利するのだが、当時、熊本県内の高校野球の試合は欠かさず観ていた私は今でも確信している。ほんとは熊本工業のほうが強かったと。