今日は「夏越の大祓」で各神社では一斉に「茅の輪くぐり」が行われた。母を伴って近くの加藤神社で、「家族一同の健康と安寧」と車2台の「交通安全」を祈って茅の輪をくぐった。
ところで、この「茅の輪くぐり」はスサノオノミコトにまつわる故事に由来(下記参照)するが、このスサノオノミコトという神様はいろんなところに顔を出すお方だ。「天岩戸伝説」ではとんでもない乱暴狼藉を働くし、「ヤマタノオロチ伝説」ではとんでもないスーパーヒーローぶり。なんだかよくわからないが凄い神様なんだろきっと。
▼茅の輪の由来
神代の昔、伊勢の地を旅したスサノオノミコトは、日が暮れ泊まるところに困り、ある山里の「蘇民将来(そみんしょうらい)」と「巨旦将来(こたんしょうらい)」の兄弟に一夜の宿を頼んだ。ところが裕福な巨旦将来は断り、貧しい蘇民将来が、スサノオを自分の家に泊めて手厚くもてなした。スサノオは蘇民将来の心豊かさに感激し、「後の世に疫病あらば 汝 蘇民将来の子孫と云いて 茅の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ」と言い残し去った。以来、蘇民家は茅の輪のおかげで、疫病が流行ってもその災いから免れ代々栄えた。そして、いつの頃からか、疫病の流行しやすい夏を前にした六月(夏越)の大祓には、心身の罪穢れを祓い清め、病魔に負けないお力を頂けるよう茅の輪をくぐる神事が広く行われるようになったと伝えられる。
阿蘇の中江岩戸神楽「八雲払い」:スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治しクシナダヒメを助ける
ところで、この「茅の輪くぐり」はスサノオノミコトにまつわる故事に由来(下記参照)するが、このスサノオノミコトという神様はいろんなところに顔を出すお方だ。「天岩戸伝説」ではとんでもない乱暴狼藉を働くし、「ヤマタノオロチ伝説」ではとんでもないスーパーヒーローぶり。なんだかよくわからないが凄い神様なんだろきっと。
▼茅の輪の由来
神代の昔、伊勢の地を旅したスサノオノミコトは、日が暮れ泊まるところに困り、ある山里の「蘇民将来(そみんしょうらい)」と「巨旦将来(こたんしょうらい)」の兄弟に一夜の宿を頼んだ。ところが裕福な巨旦将来は断り、貧しい蘇民将来が、スサノオを自分の家に泊めて手厚くもてなした。スサノオは蘇民将来の心豊かさに感激し、「後の世に疫病あらば 汝 蘇民将来の子孫と云いて 茅の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ」と言い残し去った。以来、蘇民家は茅の輪のおかげで、疫病が流行ってもその災いから免れ代々栄えた。そして、いつの頃からか、疫病の流行しやすい夏を前にした六月(夏越)の大祓には、心身の罪穢れを祓い清め、病魔に負けないお力を頂けるよう茅の輪をくぐる神事が広く行われるようになったと伝えられる。
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